駿河湾〜遠州灘

2002/02/09〜2002/02/10

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2002/02/09
出発前

 今日から3連休。今年に入ってから訳あってツーリングできていないが、今日こそツーリングに出ることにする。

 今までツーリングに行っていない場所・・・1泊で行って帰ることができて、冬でも雪が降らない場所・・・。駿河湾方面が良さそうだ。

 早速ユースホステルを探す。ちょっと出発が遅いので、無理せず到着できそうな三保ユースホステルに電話する。3連休初日なので空いているか心配だったが、予約OK、早速出発だ。

 

新座発〜R254〜環八〜東名

 新座発11時。今回は真冬のツーリングということで、新兵器を導入している。それは、汗を吸って発熱するハイテク素材を使ったシャツとタイツだ。ビックカメラのゴルフコーナーで買った。両方で7000円位する高価な代物だが、ガタガタ震えながら走るよりはマシと判断して購入。果たして効果は?

 走り出すと、R254は大渋滞。まあ、これはいつものこと。環八に入っても大渋滞。これもいつものこと。空は晴れ渡り、そんなに寒くない。ハイテク素材もあまり意味がないかな、と思ったりしたが、停まっているときに暑いくらいが丁度良いはずなので、これでいいんだろう。

 東名高速に乗ったのは既に13時を回ってからだった。海老名SAに入り、吉野家で牛丼を注文。家族連れが多くて、本当に「よし、パパ特盛りね。」なんてやっている奴が居る。行列ができているに関わらず、先頭で「弁当3つでもう1つ」について延々と店員と交渉している阿呆がいて、「280円やるから、そこどけ」と言いたくなる。

 海老名SAを出て1時間走る。風が強い。今日はコワースのビキニカウルを装着して初めてのツーリングなのだが、ここまで風が強いと、カウルの効果は全くわからない。しまいにはタンクバックが浮き上がってきた。やばい。愛鷹PAに避難して、少し休憩。タンクバックをしっかり装着し直して出発。

 予想より早く清水ICが近づいてきたので、富士川SAに一旦入って財布を確認、料金所に備える。ふと前を見ると富士山がどーんと見えた。

富士川SAから富士山

海老名SA

海老名SA

愛鷹PA

愛鷹PA

日本平〜三保松原

 清水ICを降り、日本平・三保方面に走る。ICからちゃんと案内表示があるから迷わなかった。日本平には清水日本平パークウエイを利用して上がった。片道150円。なかなか良い道だった。ただし、有料道路ではない旧道を使って上がっていくコースもあったようで、こちらを使っても良かったかもしれない。

 日本平から見た富士山は、実に見事だった。全く雲のない快晴で、駿河湾、清水市街地の彼方に富士山が鎮座している。良い日に来た。パークウエイ終点の展望台から見る景色より、途中の駐車場から見る景色(右の写真)の方が良かった。

 日本平を降り、三保松原に向かう。三保は半島なので、寂れた漁村みたいなイメージがあったが、実際は家や店が多い市街地だった。考えてみれば、この辺は工業地帯だった。

 三保松原にたどりつき、羽衣の松を眺めつつ海岸に出ると、先ほどの日本平からの景色に負けない見事な景色があった。

三保松原

 松原と海岸線の交差したところに富士山がそびえ立つ、そんな感じで、さすが新日本三景の一つだと感心した。

日本平から富士山

日本平から富士山

日本平

三保YH

 三保松原を出て、岬の先っちょに向かうと三保YHがある。結構大きなユースホステルで、個人営のような感じはしない。入り口は最近整備したのか、新しくなっている。ただし、2階にある受付より先は結構古いままだ。

三保YH

 受付でチェックイン、部屋に入る。部屋には誰もいなかった。以前は二段ベッドだったそうだが、今は泊まる人数も減ったためか、普通のベッドになっていた。しばらく掃除していないのか、床には埃がたまっていた。

 部屋から食堂に行き、ペアレントさんと話をすると、今日は個人で泊まっているのは私ともう一人だけで、あとは家族連れが3組泊まっているだけだった。どうもこのユースはペアレントさん夫婦だけで管理しているようで、施設の大きさに人手が追いついていないような感じだった。オフシーズンだからだろうか?春以降は応援がくるんだろうか。ユースの外にはパターゴルフ場があったりして、維持管理が大変そうだった。

 ちょっと外に出て夕陽を見る。清水湾に沈む夕陽は美しかった。

 外から戻ると、まだ食事まで余裕があったので、風呂にする。近場に温泉がないのでユースの風呂に入る。無茶苦茶熱い。体が冷え切っているのかと思ったが、やはり湯が熱い。水で埋めながら、寒い思いをしてようやく風呂に入って暖まった。

 風呂から上がると食事。だだっぴろい食堂に私一人だった。家族連れはユースの食事をとっていないようだった。外で食事をしているのかと思ったら、一組の家族は後でコンビニ弁当持ってやってきた。せっかく観光に来ているのに、コンビニ弁当はないだろう・・・。

 いつもユースに泊まっていると、食事の後は宿泊者同士で話をするのだが、今日は個人客が私ともう一人しかいない上に、そいつが遅くチェックインするものだから、話し相手がいない。結局食堂で備え付けのゴルゴ13を5冊読んで、消灯時間になったので部屋に帰って寝た。

 この日の総走行距離200キロ。高速中心だったので、楽なツーリングだった。

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三保YHからの夕陽
三保YHの裏手の海岸から見た夕陽