Roku Soundbridge M1000その2

Roku

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Roku
  • ネットワークミュージックプレーヤー
  • 無線LAN,有線LAN対応
  • iTunesのライブラリをオーディオ機器で試聴
  • iTunesプレイリストにも対応

使ってみて

 さて,使ってみた。
 アナログ接続,同軸/光デジタル接続が可能。
 WiFiカードスロットがあって,同梱されていたWiFiカードを接続。BUFFALO AirStation G54を経由してのネットワーク接続は少し苦労したがなんとか繋がった。有線LANでの接続も可能。
 リモコンが同梱されており,操作は殆どリモコンで行う。本体では殆ど何もできない。
 本体にはディスプレイがあって,曲目,アーティスト名,アルバム名などが表示される。

 アナログケーブルでアンプ(サンスイAU-α907XR)に繋げ,さて音出し。
 パソコンでiTunesを起動して,電源を入れるとiTunesの共有名が表示され,それを選択するとプレイリストとブラウズの選択画面が出て,プレイリストを選択するとiTunesのプレイリストが表示される。しかし,2バイト文字対応ではないので,日本語は表示されない。このマシンの一番の欠点。仕方ないので,iTunesのプレイリストを全てローマ字表記に変更。

 曲を再生する。曲名も全て日本語は無視。空白になるのでも,文字化けするのでもなく何も表示されない。例えば,「大塚愛 LOVE JAM 黒毛和牛上塩タン焼735円」は「LOVE JAM 735」になる。
 プレイリスト名の並びは文字コード順なのでiTunesと同じ並びだが,プレイリスト内の曲の並びはどんな法則があるかわからないくらいぐちゃぐちゃ。これも欠点だなあ。このあたりは修正してもらいたい。

 再生される曲はパソコンのiTunesで再生している曲とは全く無関係。RokuとiTunesで同時に別の曲を再生することもできる。
 音はさすがにCDにはかなわない。パッと聞いてわかる差がある。まあ,単体CDプレイヤーが負けたらおかしいのだが。それでもそこそこ聞ける音質ではある。アナログ接続でケーブル取り回しが結構長かったので,MDプレイヤーをDAC代わりにして同軸デジタル接続ならもう少しいい音が出たかも。

良いところ
・iTunesのライブラリをオーディオセットでなかなかの音で再生可能。
・ディスプレイに曲目アーティスト名等が表示されるので,オーディオセットの前に座ってリモコンで自由に曲を選択,再生できる。
・無線LAN対応なのでパソコンの場所を選ばない。
・ソフトウエアアップグレード対応。Roku SoundBridge本体からアップグレードできる。

悪いところ
・日本に代理店無し。個人輸入かどこかのショップが輸入しているものを買うしかない。
・2バイト文字未対応。洋楽だけ聴く人には問題ないかもね。ディスプレイの制限もあって,ソフトエアのアップグレードでの対応も難しいか。
・プレイリスト内の曲の並び。

私の希望を殆ど叶えてくれる良い機器だが,2バイト表示はなんとかしてほしいところ。価格は個人輸入で,送料他込みで約36,000円でした。

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