永遠 1999.2.17 JBCJ-1021 |
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全体的な印象 2年ぶりとなるオリジナルアルバム。 この頃になると「風が通りすぎる街へ」が「負けないで」以降初の累計50万枚割れを記録するなど、ZARDの人気もさすがに陰りが見えてきた。 ZARDの曲も以前のクリアな音質から「ZARD BLEND」から始まった「やや詰まったような音質」に変化してきた。特にシングル「永遠」はオケだけではなくヴォーカルまで音質を意図的に悪くしており、この傾向はしばらく続くことになる。私などアンプがぶっこわれたんじゃないかとアンプをチェックしてしまった位だ。 「TODAY IS ANOTHER DAY」同様にアルバムオリジナル曲が少ない。シングル曲はカップリング曲を除いても7曲も収録されている。 この作品には特典としてピチカートファイヴの小西康陽プロデュースによる「Can't take my eyes off of you」の8センチCDが付いてきていた。 ジャケット・ブックレット ジャケット写真は豆粒状態から脱したが、表情がいまいちであまり人気がある写真じゃない。 ブックレット内の写真は古い写真は使っておらず、悪い癖は出ていない。殆どの写真が外での撮影で、スタジオ内の写真は使われていない。 特典のCD「Can't take my eyes off of you」のジャケット写真のイラストは秀逸であり、この曲の内容を良く表している。 セールス
ミリオンは達成したものの、ZARDのアルバムとしては最も短い登場週数となった。 おすすめの1曲 「少女の頃に戻ったみたいに」 「運命のルーレット廻して」のカップリング曲だが、最近のZARDの曲の中で飛び抜けて良い曲だと思う。作曲は倉木麻衣の曲でおなじみの大野愛果。
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