What a beautiful Moment Tour
2004/03/02 大阪

ライヴ開始前編

<<About ZARD

<<特集

 

会場到着〜グッズ販売
 
13時30分会場前到着。14時からグッズの開場前販売が行われるということで,早めに来たが,既にかなり長い行列ができあがっていた。
 会場前にはZARDのコンサートを示すものは何もない。ポスターすら貼っていない。この行列が目印だった。

 Being Staffと書かれた黄色い腕章をした全身真っ黒なスーツのスタッフに誘導され,行列の最後尾に並ぶ。どうも,この全身真っ黒はスタッフの制服のようだ。
 なんでスタッフがこの服なのかは後でわかることになる。

 行列はどんどん長くなっていく。通行人が好奇の目で行列の方を眺めて通り過ぎていく。
 一人のおばあちゃんが私の前に歩いてきて,「なんだね,この行列は?」と聞いてきた。「コンサートだよ」と言うと,ふーん,といって歩いていった。ここフェスティバルホールはいつもコンサートやっている会場なんだから,行列くらい珍しくないだろうが,この時間からというのは珍しいのかもしれない。
 パッと見,男が多いなあという印象。8:2〜7:3だろうか?年齢層はかなり広い。でも,学生風が一番多いかな?平日のこの時間に並んでいるんだから,サラリーマンだったらかなり気合いが入っている。あ,俺もか。
 14時少し前。行列が動き出した。どうやら販売が始まったようだ。角を曲がり,入口方面の壁沿いの方に進む。スタッフの兄さんがグッズのリストを書いたコピーを配り,中で迷わないように,ここで選んでおくようにという。

 入口の階段前まで来た。しかし,ここから先も結構な行列だ。ゆっくり待つことにする。
 ようやく入口の扉の中に入った。前でグッズを売っているのが見える。ポスターが展示してあるが,事前に見た印象よりずっと良い。絶対買うと決める。

 数人ずつグッズ売り場の方に通されているようだ。買い終わって戻ってくる人がいないなと思っていたが,反対方向の出口専用口から出ているようだ。
 ようやく私の番だ。奥の方に詰めてください,というので奥の方に行ったら,奥の方が行列が長かった。ちょっと手前で並べば良かった。
 さて,私はポスター3枚セット,J*Groove Magazine版のポスター,そしてなにやら写真集のようなパンフレット(これをパンフと呼ぶべきなのだろうか?)に決めてある。
 服とか買うべきか?着て歩けるわけないよなあ。「自分で作れるんちゃう?」なんて声も聞こえてきた。
 それにしても私の前に並んでいる奴。さっきからむちゃくちゃ一杯買っていやがる。おかげで私は横の列にがんがん抜かされている。なんか焦る。なんとこいつ4万円以上買っている。スゲエ。
 ようやく私の番。私なんか簡単なもんだ。あっという間に注文終了,あっというまに支払い。
 グッズ売り場は,服とかポスターの売り場,CDの売り場に別れており,私は「ZARD WHAT RARE TRACKS!」も買うつもりだったので,CD売り場にも行く。しかし,こちらの方は全然並んでおらず,あっさり買うことができた。
 今日はこの他に懐かしの8センチCDとか旧譜も販売されるはずだが,ここにはなかった。
 そういえば,チケットも何も見せなかった。チケット持っていなくてもグッズは買えるということだ。

待機〜入場
 さて,白いZARD紙袋を下げ,外に出る。周りには同じように紙袋からポスターの筒を飛び出させたZARDファンがたむろしている。しかし,まだ15時前である。開場は17時45分だから時間余りまくりだ。近くで時間をつぶすことにする。
 近くにドトールコーヒーがあったので,そこで粘ることに決定。入っていくとZARD紙袋を置いてくつろいでいる集団が。
 結局ここで1時間粘り,16時ちょい過ぎに再び外に。
 紙袋が邪魔なので,コインロッカーに袋を入れ,手ぶらになって再びフェスティバルホールに。まだグッズ売り場の行列は切れていない。
 フェスティバルホールがあるビルの地下街はZARDファンで占拠されていた。この時間帯だと先ほどほど男の比率は多くなく,普通の若い女性が増えてきた。また,車椅子の人が3人ほど。
 ビーイングの女性スタッフが二人揃ってオロナミンCを飲んでいた。スーツはこれまた黒。「What a beautiful moment Tour」と書いてあるからわかる。
 ダフ屋も一杯いて,チケット余っていない?と声をかけているが,「そっちどうだ?」「ダメだ」なんて会話が出るくらいチケット入手は難しかったようだ。
 かなり長い時間を地下で過ごした後,地上に上がってみると…

 行列がぎっしり。全席指定なのに,別に並ばなくて良いじゃない,と思いつつも,並ぶのもまた祭りだよな,とも思うので,私も並ぶことにする。
 行列は入口の反対側の壁まで回り込んだ後,さらに逆に向かって最後尾だった。行列が動き出したのは入場予定時刻と同じくらいだっただろうか?
 入口でのチェックは厳しかった。ボディーチェック,バッグの中身チェックはしっかりやっていた。私はデジカメを持っていたのでそこで提出。番号札と引き替えにその場でクローク預かりとなった。ただし,チェックといってもファンクラブチケットをその会員が使っているかという会員チェックなどは行っていない。
 チェックを抜けてロビーに入ると,まずちょっとした冊子とチラシ類が渡される。そして,先に進むとfm osakaからの盛り花が目に飛び込んできた。しかし,これしか無いんである。花が。なんか寂しい。
 ロビーにはグッズ売り場が3カ所位あった。CDや詩集を3,000円以上買うと「止まっていた時計が今動き出した」のポスターがもらえる。私ももらった。
 売っているCDの中には「ウーマンドリーム」とか「愛と疑惑のサスペンスエンディングテーマ集」なんて懐かしいものまであった。
 いよいよホールの中に。さすがに2階席からステージまでは遠い。オペラグラス買っておけば良かったなあ,と少し後悔。
 BGMでピアノ独奏がかかっていたが,これがライヴ演奏で,1曲終わる毎に拍手が流れる。ホールの外にいた人は少し焦ったのでは?
 ステージは極めて簡素。セットらしいものといえば,西洋風の高い柱がステージ左右にそびえ,ステージの前方が洋館の塀のようになっているくらいか。マイクの前には意味ありげに,せり出しの穴らしきものが開いている。泉水さん,ここからせり上がってくるのだろうか?
 開演予定時間になっても結構席が空いている。どうも入場に手間取っているようだ。18時45分頃ブザーが鳴り,開演間近となった。18時55分頃,会場の人の流れが止まった。

 

 ここから先,ライヴ編に続きます。ネタバレ注意!

ライヴ編へ続く>>

<<About ZARD

<<特集