Cruising & LIve 2000.1.26 BGCH-1026 |
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全体的な印象 ZARD二度目の(公式には初めての)ライヴは豪華客船「PACIFIC VENUS」の上で行われた。招待された客は「Single Collection」のアンケート葉書を出したファンの中から抽選で選ばれた。 その際のライヴの模様を殆どそのまま収録している。何度か歌詞を間違えているが、(当然だが)そのまま収録されている。音質もライン録音なんだろうが、オーディエンスDAT録りのブートレッグのような音質で、やたらライヴの雰囲気が出ている。 ライヴの経験が無く、TV出演からも遠ざかっていたため、ライヴパフォーマンスにはファンの間からも不安の声が挙がっていたが、いざ幕を開けてみると全然問題なかった。「Don't you see!」で思いっきり歌詞を忘れ、1番なのに2番の歌詞を歌ってしまったあたりが最大の危機だっただろう。しかし、なんとか切り抜け、その後は問題無くこなした。しかし、MCのぎこちなさは、かつてのTV出演時と変わっておらず、事前に準備した台本を棒読みしていると言った感じだ。 メンバー紹介はなく、やはりZARDは泉水さん一人だと認識させられた。 アレンジもライヴ向けに変えてあり、かなり疾走感あるものになっている。「Don't you see!」から「世界はきっと未来の中」に繋がるあたりなんか鳥肌立つね。この調子だと、この後ライヴやTV出演が何回かあるのではないかと思われたが、現時点ではZARDは再びスタジオに籠もったままだ。 ジャケット・ブックレット パッケージはCD、ライヴの模様の写真を納めた冊子とビデオからなっている。かなり豪華なパッケージ。 ジャケットはライヴを行った「PACIFIC VENUS」の写真。CDのブックレットの表紙はライヴ時の泉水さん。当然ながら殆どの写真がライヴ時の写真。 セールス
30万枚限定で発売されたため、最高位や登場週数が物足りないのは仕方ないだろう。それよりオリコンの推計値で30万枚超えてしまった総売上の方が問題か。 おすすめの1曲 「世界はきっと未来の中」 こんなにライヴ向けの曲だったのか、と驚かされた。
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