What a beautiful moment 2005.6.8 ONBD-7040〜7041 |
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特典Disc
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全体的な印象 ZARD初の映像作品。2004年に行われた「What a beautiful moment tour」の模様を1公演分ほぼ完全収録。(ほぼこのライヴリポートの通り) メインディスクと特典ディスクの2枚組。映像はアスペクト比4:3画面に上下黒帯が入るレターボックスで,残念ながらアスペクト比16:9を横に圧縮して収録するスクイーズではない。ただし,アスペクト比信号が入っているのか,D4端子を持つワイドテレビで鑑賞したところズームモードで画面一杯に表示された。 泉水さんが歌った楽曲リストは基本的に上のリスト通りだが,オープニングで流れた「永遠」のインストバージョンも実際に流れた映像付きで一番最初に収録されているし,「負けないで」の後のメンバー紹介のインスト演奏も各メンバーを個別にアップで映してしっかり収録されている。 主に東京国際フォーラムの映像で構成されている(会場が変わると画面上にテロップが出る)ようで,武道館の映像はアンコールに入ってから出てくる。 私だけだろうか,画面が若干縦長に見える。ライティングの関係で泉水さんの顔が細長く見えることによる錯覚だろうか。 音質はコンサートのテレビ中継って感じで,ライン録りした音源をスタジオ録音的に編集して映像とくっつけた感じではなく,間接音も多く入るし,楽器の音もはっきり分離していない。 映像はいかにもビデオって感じの画質で,フイルムライクに編集したりはしていない。かなり暗い映像が続くので,3年ほど前の液晶プロジェクター(サンヨーLP-Z1)で80インチスクリーンで鑑賞したところ,黒がはっきり出ない上,元々の映像の解像度が低いため,あまり綺麗じゃなかった。しかし,ブラウン管テレビ(28インチワイド)では結構綺麗に見えたし,パソコンの液晶ディスプレイで標準サイズで見ても結構良い。あまり大きな画面で鑑賞するには向かないし,明るめの画が出る機種で鑑賞する方が良さそうだ。 泉水さんのコンディションはかなり良く,1曲目の「揺れる想い」では相当に緊張している様子が見て取れたが,その後はかなり余裕の表情で歌い続ける。ただし,東京国際フォーラム2日間のうちうまく行った方を収録したのだろうか,本編での失敗は少ない(無いわけではない)。では,歌詞忘れ,音外し等の失敗映像は無かったことにするのかというと,そうはなっていないのが面白いところ。 会場毎の泉水さんルックスはどの会場でも見事であるが,日本武道館ではライティングがミスっており,カメラ側の角度からは口元がマイクの影で真っ黒に隠れてしまい,まるで黒ひげ危機一髪になっているのはいただけない。 SAXは会場毎に2名が交代で担当していたが,そのうち一人勝田一樹は東京国際フォーラムには出演していないため,本編に殆ど登場しない。そのため,わざわざパシフィコ横浜の「Today is another day」を彼のためだけに収録している。よって,「Today is another day」は2回登場する。 特典ディスクは見てびっくり。
ジャケット・ブックレット DVDトールケース。これに歌詞カード兼用の豪華ブックレットが付属。メンバー紹介も収録されている。ZARDとはなんぞやという説明もあるよ。ケースとブックレットはBOXに収録されており,豪華。まあ,値段も結構しますから(5,500円)。
セールス 発売直後で不明。
DVD総合1位,音楽DVD2週連続1位,とかなりのヒットとなった。年間順位は11位だった。登場週数は10/3付でのトップ30落ち以降の週数がわからないため15週以降は不明。 おすすめの1曲 「負けないで」かな。「Don't you see!」と迷ったんだけど,さすがに代表曲だなって感じがした。
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