揺れる想い 1993.7.10 BGCH-1001 |
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全体的な印象 数度にわたる発売延期の末発売され、発売と同時に売り切れ、しばらく予約しないと入手できない状態が続いた。当時は「ビーイングは出荷制限している」と非難の声も挙がった。 シングル「負けないで」「揺れる想い」のヒットで大ブレイクした後に発売された作品だけにZARDファンの間でも一般的にも代表作と見なされている。また、今のZARDのビジュアル面のイメージも楽曲的な路線もこの作品で固まったと考えて良いだろう。 2月のミュージックステーションでの「負けないで」を最後にZARDはTVに出演しないようになり、露出を極端に抑えた戦略が始まった。また、TV出演しないなら楽器担当のメンバーは必要ではないため(レコーディングならセッションミュージシャンで十分)、このころから固定メンバーは泉水さん一人になったのではないだろうか。 シングル「In my arms tonight」のカップリング「汗の中でCRY」以降のカップリング曲はしばらくアルバムに収録されないようになった。もしこのアルバムに「汗の中でCRY」が収録されていたら、ZARDに対する一般的なイメージはかなり変わったのではないだろうか。 ジャケット・ブックレット 夏場に発売されたため青っぽい写真中心。そういえばZARDのジャケット写真って秋・冬はセピア色、春・夏は青ってイメージが強いな。泉水さんの魅力炸裂の写真が詰まっており、写真狙いのファンはマスト・ハヴだ。 メンバーの名前は一切クレジットされていない。もちろん泉水さん以外のメンバーの写真は掲載されていない。 この作品からb-gramがB-gramになり、独立したレコード会社になった。ただし、まだ流通はポリドール。 帯には1stアルバムから3rdアルバムが紹介されているが、CDだけでなくMTのレコード番号もあるのが興味深い。 セールス
ZARDのオリジナルアルバムでは最大のヒット。また、ZARD初のダブルミリオン。ひょっとしたらミリオンになったのも「HOLD ME」より早いかもしれない。ただし、チャートイン週数は思ったほど長くない。 ※読者の方から,ミリオン達成日について指摘がありました。
おすすめの1曲 「Season」 全曲代表曲と言っていいほど良い曲が揃っているが、この曲が一番印象に残っている。
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