零号機コアの謎と赤木母子
THE END OF EVANGELIONが上映されて
EVANGELIONは一応の完結をした。
しかし残された謎はかなり残っている、その中で今回零号機のコアについて
考えてみようと思う。
エヴァンゲリオンにはコアがあり初号機のコアはシンジの母碇ユイであることと
二号機のコアは、アスカの母親、惣流キョウコ・ツエッペリンであることは、映画により
ほぼ確定したといっていいであろう。本編中出てきた参号機のコアもわかっていないがここではとりあえずおいておく。
なんか、前ふりが長くなったが、そう零号機のコアについては結局わからずじまいであった。
だいたい、零号機は本編代23話で消失しているし映画には出てきていない!
零号機のコアについては物議が醸し出され、色々な説があるだろう。
赤木ナオコ説、リリス説などあるが、私は零号機のコアは、初代綾波レイだと、推定する。
初代綾波レイは、実は赤木ナオコには殺されておらず赤木ナオコが投身自殺をしたあと息を吹き返している。
この初代レイはシトの魂を封印された存在だった。
リツコはエヴァ零号機に、その魂を封印、
分離したシトの魂を持たない2代目綾波レイが誕生する
零号機が暴走するときリツコが絡んでいるのは、リツコが初代綾波レイをサルベージ
したからであろう。
零号機はエヴァ量産とダミープラグのための機体でありレイ号機である。
初代綾波レイは、第弐シトの魂とユイの遺伝子からつくられたそんざいであり、
エヴァ開発のために必要だったと思われる。
シトの魂を封印することによってダミープラグシステムの原型になる機体が
生まれた。これが零号機である。
その後零号機の中に封印されていた第二シトの魂は零号機消失により
3代目綾波レイの体に宿る。
3代目綾波レイは体は2代目と同じからだで、記憶はデータとして受け継がれているが
第弐シト魂を持ったシトである。
なぜ、リツコが第弐シトの魂を零号機に封印したかかは、綾波レイ誕生について
赤木リツコが深く関わっていると思える。
実際赤木ナオコは綾波レイの姿に碇ユイの姿を見いだしそのデータを調べようとしている。この時点で赤木ナオコが調べられないデータはほとんどないような位置にいたはずだし、それでも調べられなかったのはゲンドウ自身が直接絡んでいるのであろう。
赤木ナオコは、この当たりからゲンドウの行動に疑問を持ち始めたはずだ。
このころに、赤木リツコとゲンドウは関係を持ち始めており薄々ナオコもきずいていたのではないか。
碇のバカヤローという、落書きも自分の娘に手をだしたゲンドウに対するものだろう。
初代綾波レイに「ばあさん」と言われてかっとなって殺してしまったのは、
ゲンドウにはリツコという新しい愛人が出来ており、
実際気にしていることをいわれたからであろう。
しかし、かっとなって殺してしまったのはいいがゲンドウが大切にしていること、
リツコという新しい愛人がゲンドウに出来た今となっては赤木ナオコのいる場所は
すでになくなっており自殺してしまった。
ゲンドウにとってリツコもナオコの代わりでしかなく用済みになれば
捨てられる存在だった。
ゲンドウにとって愛する人間はユイただ一人であり、
他の女性は代わりのきく道具としか見ていない。
しかしリツコは最初のナオコと一緒でゲンドウのためならどんなことでも出来る
女性だった。弐拾参話で気がつくまで・・・・・・
Airでリツコを撃つ前に言った言葉は「君には本当に感謝している。」だったと思う。
さんざん使ってきた相手にたいしてこの言葉であるが、リツコはうそつきと言った。
ゲンドウに殺されることでリツコは補完されたのであろう。
あんなになってまでも、リツコはゲンドウを愛しており
無理心中が出来なくなった今愛する人の手で殺されることが
望みだったのかもしれない。
話がずれたでも関連性があるからしょうがない
ナオコを次の段階まで、使う気がなかったゲンドウはその娘のリツコをE計画の中心に据える
この時点で完成しているEVAはおそらく初号機だけでありこれは封印されていたのだろう。