ドラエモン

Ｒｕｎｎｉｎｇ７ light

２２世紀からきたドラエモンは、すべてがオート化された未来社会の典型的な、運動不足の体型です。
	４次元ポケットを外す。
	一家に一つは欲しいドラエモンの４次元ポケットですが、ランニング中は無用の長物です。ついどこでもドアやタケコプターでランニングコースをワープしてしまいたくなります。ランニングするときは余計なものは、持たないで走りましょう。

のびた君は誘わない。

　ランニングは（マラソン）競技としては、孤独なスポーツですが、ひとりで走るのはつまらないものです。近くにランニングクラブでもあれば、仲間と一緒に走ったり、フォームや練習方法を見てもらうことができます。でも、のびた君タイプの優柔不断な人を誘うのは避けましょう。自分のペースまで狂わされます。
ランニングはあくまでマイペースが基本です。

	靴は２２世紀デパートで買ってきてもかまわない。
	ジョギングは、特別な道具はいりません。ウエアや靴は必要ですが、他のスポーツでも同じです。でも、だからこそ、靴にお金をかけて下さい。２２世紀デパートなら、きっとすばらしいシューズが見つかるでしょう。ランニング用のシューズを買って下さい。

ドラ焼きは、レースの前以外はがまんする。

　ドラ焼きは、とってもおいしいのですが、普段の食事としては糖分が多すぎます。糖分の取りすぎは、脂肪の蓄積につながります。
脂肪がつくとどうしても、体が重くなって走りにくくなります。
でも、レース前の糖分は、短期間でエネルギーになります。
ドラ焼きをお腹一杯食べるために、レースに出場しましょう。

口を大きく開けて走る。

　走るために一番必要なものは、酸素です。
酸素を十分に補給するためには、しっかり呼吸することです。
さらに、しっかり呼吸するためには、息を吸うことよりも、息をはくことに、集中して下さい。
息をしっかりはくことができれば、自然と吸うことができます。
幸いドラエモンさんは、大きな口を持っているので、ラッキーです。
ただし、夜のジョギングであまり大きな口を開けて走っていると、虫が飛び込んできます。

	土曜日に走る。
	ドラエモンさんは、金曜日の夜は忙しいので、土曜日のランニングは辛いかもしれませんが、仕事を終えた充実感をそのままランニングに生かして下さい。ちょっと疲れたから、明日から始めようでは、いつまでたっても始められません。辛ければ、短い距離で止めればいいのです。ランニングは思い立ったときが吉日です。

藤子・Ｆ・不二夫さんが応援してくれている。

２１世紀シックになって、泣きたくなることがあっても、Ｆさんは、いつもあなたのことを見ています。
人間（ネコ型ロボットも）、ひとりぼっちだと思っても、きっと誰かが見ていてくれるものです。
たった一人きりで走っていても、あなたを応援してくれる人がいます。
そう信じて、走りましょう。

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