地球での自転車の乗り方

地球での自転車の乗り方・タイトル1
FQA・タイトル2

まわる地球 質問者:♂☆#@∇
回答者:DACHIKAN
和訳者:DACHIKAN


Q1: 自転車ってどういう乗り物なの?
A1 前後に2つの車輪をつけた地球の乗り物です。サドルに座って、ペダルを足で回して(※1)車輪を回転させることによって、推進力を得て前進します。また、手でハンドルを操作することで、進行方向を決定します。決してカゴに乗って空を飛んではいけません。
(※1:ペダルは”踏む”のでも”こぐ”のでもなく、あくまで”回す”ものです。初心者はこの点を勘違いして、やたらとペダルを踏む込むので、疲れやすく転びやすいのです。)

Q2: エネルギーはなにを使用しているのですか?
A2 あくまで自分の力だけです。生物の生み出す力は、原子力等に比べると、ホントにわずかなものです。一度にフルパワーを出してみたところで、移動できる距離はたいしたことありません。ですから、ゆっくり走るのが健康にも気分的にも良い(※2)でしょう。
(※2)健康のためにスポーツをするのなら、がんばって汗をかかないと効果がないと思うのは大きな間違いです。辛くなる、一歩手前が健康には効果的です。ダイエットはさらに低いレベルでも効果があります。

Q3: イスが小さくて座ってるとお尻が痛くなりそうなのですが?
A3 もちろん慣れの問題もありますが、体重のほとんどをお尻で支えているからです。手(ハンドル)お尻(サドル)足(ペダル)に分担して体重を支えましょう。(手や足がいっぱいあっても同じように平均して体重を支えて下さい。)そのためには、少し前屈みになった、正しいフォーム(※3)で乗ることが大切です。
自転車に乗っていて、ひどく辛かったり、故障したり、転倒したりするのは、フォームと乗り方に問題がある場合が、ほとんどです。
(※3)正しいフォームで乗るためには、自分にあった寸法のフレームが必要です。そのためにも、ママチャリなどと呼ばれる実用車より、ロードレーサーとかマウンテンバイクとかいわれる、スポーツサイクルをおすすめします。

Q4: 最初はどんな自転車を買えばよいのですか?
A4 私は7万円(地球価格)前後(※4)のマウンテンバイクをお薦めします。この程度のモデルは、本格的なレースに出たり、ロングツーリングしたりするにはちょっと役不足かもしてませんが、ローカルレースや近場のツーリングなら充分です。本格的にレースをやりたい人が最初からグレードの高いモデルを買うのも一つの方法ですが、上級者になってくると、好みの問題も大きく作用してきますし、最近はモデルチェンジも早いので、そのときに買い換えた方がベターだと思います。
また、普通のママチャリでも、ある程度自転車の楽しさは味わえますが、A3の様な理由で、スポーツサイクル車をお薦めします。

(※4)モデルの選択と金額については、最も悩むところですが、近年のマウンテンバイクブームのおかげで、最近は安くて良いマウンテンバイクが、近くの自転車屋でも購入することが可能になりました。逆に選択肢が多すぎて困ることが、あると思いますので、初心者は、よい店を選ぶことがよいマウンテンバイクを買うための最も大切なポイントになります。

Q5: マウンテンバイクといっても、私の星は舗装率 100% なのですが?
A5 舗装路専門のロードレーサー(※5)や、もう少し気楽に舗装路が走れるスポルティーフや、トラック専門のピストなどもありますが、高価であったり車種が少なく選択肢に困ります。マウンテンバイクでも、タイヤをロード専用のスリックタイヤに替えたりすることで、シティライドも軽快にこなせます。
(※5)舗装路を軽快に走ることに絞って作られた、ロードレーサーは、マウンテンバイクに比べると、少し高価で専門的ですが、一度走ると病みつきになるほど、舗装路では気持ちよく走れます。

Q6: 自転車の他に必要なものはありますか?
A6 専門のサイクルウエアは、実際自転車に乗りやすいだけでなく、気分的にも大きな効果があります。サイクルウエアは車などからの視認性を考えて、派手なものが多いので、最初は恥ずかしい気がしますが、なれれば他のウエアでは走れなくなります。
あと、是非そろえていただきたいのが、ヘルメットとグローブです。
自転車といえども下りでは、60km 以上のスピードが出ます。特に初心者のうちはどうしても予期せぬ落車(※6)が付き物ですから、ちゃんと専用のものを購入して下さい。
(※6)自転車レースの世界では転倒することを”落車”といいます。なんかとっても悲惨で哀れな感じがして、個人的にはあまり好きになれません。しかし、自転車に乗るときは、”自分だけは絶対に転ばない”と、考えるのは大きな間違いです。いつ転んでも、被害を最小限に押されることのできる、服装とルート(特にエスケープルート)を選びましょう。

Q7: 自転車に乗っていると地球人みたいに太るのですか?
A7 地球人は確かに太っている人も多いですが、その人たちは運動していない人が多いのです。自転車に乗っている人は、相対的にスリムな人が多いです。
競輪選手などの足が太いので、自転車に乗ると足が太くなると勘違いしている人がいますが、大きな間違いです。競輪選手のような足になろうと思ったら、並大抵の練習でダメです。チンタラ走っていても、永久にあんなに立派な太股にはなれません。(※7)
(※7)もちろんチンタラ走っている訳ではありませんが、ロードレースの選手の足は、長くて細いものです。


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