The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛 "The Lady" | 2011年/フランス・イギリス エウロパ・コープ/レフト・バンク・ピクチャーズ フランス2シネマ/フランス・テレビジョン カラー映画(135分) | |
スタッフ | ○監督:リュック=ベッソン○脚本:レベッカ=フラン○撮影:ティエリー=アルボガスト○音楽:エリック=セラ○製作:リュック=ベッソン/ヴィルジニー=シラ/アンディ=ハリス/ジャン=トッド | |
キャスト | ミシェル=ヨー(アウンサン・スー・チー)、デビッド=シューリス(マイケル・アリス)、ジョナサン=ラゲット(キム)、ジョナサン=ウッドハウス(アレクサンダー)、ポー=ツォウ(アウンサン将軍)ほか | |
ストーリー | ビルマ(ミャンマー)を独立に導いた建国の父・アウンサン将軍は暗殺者の手にかかり短い生涯を追えた。その娘スー・チーはイギリスに渡ってイギリス人アリス教授と結婚、二人の息子にも恵まれ一般人として降伏に暮らしていたが、母の危篤を知ってビルマに戻る。祖国はネ=ウィンの軍事独裁下にあり、民主化を求める運動家たちは建国の父の娘であるスー・チーの政界出馬を要請、スー・チーの人気に脅威を覚えた軍事政権は彼女を軟禁状態に置いて民主化運動を弾圧する。アリス教授は各方面に働きかけてスー・チーへのノーベル平和賞授与を実現するが、彼女の解放や民主化は遅々として進まない。そのうちにアリス教授は余命の宣告を受けてしまった。 | |
解説 | 今やとうとう政権の座に就いたアウンサン・スーチーの半生を、彼女の家族愛を中心にしてうまくまとめた一本で、リュック=ベッソンが監督ということがやや意外。中国人女優であるミシェル=ヨーは良く似せてるとは思うが、リアルタイムで実在のミャンマーの国民的英雄を他国人が演じることにミャンマー人は複雑な気分になるかもしれない。 | |
メディア | DVD発売:角川書店 |