千葉大会第1日
(9月16日 柏の葉球場)
第一試合・市立柏vs中央学院



 残暑が長引く中行われた今年の秋季千葉県大会。柏の葉の第1試合は先攻・3塁側が柏市立柏高校、後攻・1塁側が中央学院高校というカードである。

 市立柏はこの秋の予選、渋谷幕張に8−0、船橋北に12−2(5回コールド)、実籾に12−1(5回コールド)で勝って県大会に進んでいた。

 中央学院のほうはこの秋の予選、秀明八千代に10−0(6回コールド)、千葉商に6−1で勝ったが四街道に1−4で敗れ、敗者復活戦は敬愛学園に6−1、光英VERITASに9−2(8回コールド、この試合は私もこの球場で見ている)で勝って県大会出場を決めていた。

 中央学院の先発は背番号10の臼井で、1回表は2アウトからヒットが出たものの0点で抑える。一方市立柏の先発は背番号20の高岡だったが、1回裏の中央学院は1アウトから水嶋が内野安打で出て盗塁、颯佐四球で1,2塁から、中村がセンター前ヒットで先制、なお1,3塁から青木のショートゴロで2点目を取った。

 2回表の市立柏は三者凡退。2回裏の中央学院は1アウトから臼井がヒットで出て、飯山のゴロでランナーが入れ替わった後、その飯山が盗塁で3塁まで進み、岩崎のレフト前ヒットで1点追加、投手が長谷川に交代した後、水嶋ファーストゴロエラー、颯佐がライトに3塁打でまた2点、投手が田村に交代したところで中村も右中間に連続3塁打で0−6と大きく点差が開いた。

 ただ3回表の市立柏は1アウトからエラーに大和田と小川(斗)の連続ヒットで満塁として、佐々木(凜)の時バッテリミスが出て1点を返すが、その後が三振にピッチャーゴロと続かない。3回裏の中央学院は四球のランナーが出たが併殺で0点。4回表の市立柏は三者凡退。4回裏の中央学院は四球3つで2アウト満塁から、蔵並のレフト前ヒットで2点を追加する。

 5回表の市立柏は田村と小川(斗)のヒットで2アウト1,2塁として、佐々木(凜)と石出の連続レフト前ヒットで2点を返す。しかし中央学院もその裏、四球でランナーを出すと、水嶋のライトへの3塁打で1点加える。

 中央学院の投手が颯佐に交代した、6回表の市立柏は三者凡退。6回裏の中央学院は2アウトからヒットが出るも後が続かず。7回表の市立柏も三者凡退だった。

 7回裏の中央学院は2アウトから岩崎がレフトに落ちる2塁打で出る。コールドのチャンスに応援に回った部員がこの試合初めてシダックスファイヤーをやったところで、水嶋の打球はライト前ヒット、ライトが前進していたため1,3塁と思いきや、ライトが打球を後逸してしまいコールドで成立で試合終了。10−3で勝った中央学院が2回戦に進んだ。

 チャンスを確実に生かす中央学院打線の繋がりがこの試合でも見られ、終始相手を圧倒していた。敗れた市立柏も打力は見せていたので、冬鍛えて巻き返してほしい。  

チーム
合計
市立柏
中央学院
1X
10

球審=中嶋(爽) 1塁=丸 2塁=守谷 3塁=志水

出場メンバー  
市立柏中央学院
守備
位置
選 手 名
打数安打打点
守備
位置
選 手 名
打数安打打点
<5>
大和田
<7>
岩 崎
<4>
小川(斗)
<9>
水 嶋
1?
<9>
佐々木(凜)
<6>-1
颯 佐
<3>
石 出
<5>
中 村
<8>
鎌 田
<8>
青 木
<7>
尾 下
<3>
蔵 並
仁 平
<4>
馬 嶋
<2>
佐 藤
<1>
臼 井
<1>
高 岡
PH
宮 内
長谷川
稲 垣
田 村
PH
長 江
<6>
菅 沼
<2>
飯 山
合 計
29
合 計
29
11
9?


投手成績

 チーム
選手名
投球
回数
打者
安打

三振
与四
死球
失点
市立柏
高 岡
1 2/3
10
長谷川
0/3
田 村
26
中央学院
臼 井
23
颯 佐


盗塁 市柏=0 中学=5?
失策 市柏=2? 中学=1
犠打 市柏=0 中学=1


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