| 爪が伸びてくると両端も一緒に伸びてくるわけで、指頭を自分の方へ向けて爪を水平に見ると、両端がやや下がってみえる。
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| やすりを水平に爪に当て、爪の内側全面が水平になるように削る。
水平でない部分が自然と削れていくので、やすりを水平に保つことで均一な面が仕上がる。
爪の白い削りカスが見えているのは、その部分が湾曲していたことになる。
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| 再び指頭を自分に向け、水平であるか確かめる。
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| 爪の長さが長いように思ったら、紙やすりに指頭を当てて、指頭ごと動かして削る。
ギターを弾く時の角度を保つ。こうすることで、指頭に弦を当て、爪に抜ける長さが決まる。
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親指の場合
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| 親指の場合も他の爪と考え方は同じだが、弦が爪のとこに当たるのか、弾いている時によく確かめる。(私は初期はマジックで点をつけた)その部分が指頭から弦へ抜ける重要ポイントとなる。やすりは同じように水平を保つ。
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あとはそれぞれの爪をピカピカに光るくらいまで紙やすりの番手を変えて磨いていく。荒削りは600番、仕上げは1200番を使っている。荒削りの前は写真のように、金属製のやすり(女性の爪の手入れ用)を使っている。水平に保つには紙やすりでは曲がってしまうので、金属が使いやすい。
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