選択肢をつける


さて、こんどは、もう少しゲームっぽくしてみましょう

選択肢です。


こんかいも新しくnnnファイルを作成して、そこでつくってみます
アプリケーションメニューの「新規作成ボタン」を押して、からっぽのnnnファイルを作成します

いったん、「名前を付けて保存」ボタンを押して
「select_test」という名前で保存します


まずは、フィルムからつくっていきます
フィルムケースウィンドウで、「新規」ボタンを押して、新しいフィルムを作ります
名前は「選択肢前」に変更しておいてください。

このフィルムを選択肢を出す前の説明用にします



簡単に中身をつくっておきましょう。テスト用なので、こったことはしません
コマ数は1つです。

レイヤーの0番のエフェクトとして、
[画面効果系]-[ぬりつぶし]
を選びます



エフェクトレイヤーで、色を指定します。
今回は、赤:64 緑:0 青:0
の暗めの赤にしておきます


メッセージは、2つほどいれておきましょう。
コマウィンドウで、次のようにメッセージをいれます



続いて、選択肢を選んだ結果を表示するフィルムを作ります
次のように3つのフィルムをつくってください。

名前は、それぞれ

選択肢1がえらばれた
選択肢2がえらばれた
選択肢3がえらばれた

です。

フィルム「選択肢1がえらばれた」を作ります
コマ数は1つ。

メッセージもいれておきます

フィルム「選択肢2がえらばれた」を作ります
これも、コマ数は1つ。

メッセージもいれておきます

フィルム「選択肢3がえらばれた」を作ります
同様に、コマ数1つ。

メッセージもいれておきます


これで、だいたいの準備ができました。
次は、シナリオの部分にかかります

シナリオモード用の配置に変えておいてください。


まずは、シナリオウィンドウで、「新規ボタン」をおして、コマンドを1つつくります。


ここには、さきほど作った、「選択肢前フィルム」をいれておきましょう
NOPとかかれたコマンド行の上で、右クリックを押し、メニューからフィルムを選びます
そして、一覧から「選択肢前」フィルムを選んで、ここに設定します

次に、シナリオウィンドウで、いまつくったコマンドの下の「新規」とかかれている行をクリックして選択します。


さきほどと同様に、「新規」ボタンを押して、コマンドを追加します

この新たにつくったコマンド(NOP)の上で右クリックメニューをひらき

[選択肢]-[3個]を選びます

すると、コマンドがNOPから選択肢に変わり、同時に、子コマンドが3つ作成されます


SELECTとかかれたコマンドの上で右クリックメニューを開き
「内容修正」を選んで、選択肢の文章をいれます


次のように3行いれてください
基本は、選択肢の個数とここの行数は同じになるようにします


選ばれたコマンドの動作を設定します。

まずは、さいしょのコマンドです。
右クリックメニューからフィルムを選びます


「選択肢1が選ばれた」という名前のフィルムを設定します


のこりの2つも同様にフィルムを設定します

これで、このnnnはとりあえず完成です。忘れないように保存しておきましょう





さて、このままでは、このnnnは、たんに存在しているだけですので、
前行ったように、sysと統合します

アプリケーションウィンドウの、「読み込み」ボタンを押して、sysスクリプトを読み込んでください
sysスクリプトを読み込んだら

シナリオ集ウィンドウの「★トップ」シナリオを選択します

シナリオウィンドウには、前回作った「opening_test」スクリプトを読み込むコマンドがはいっています
ちょうどいいので、これは、そのままにしておきましょう

その下の「新規」とかかれたところを選択します


「新規」ボタンを押してコマンドを追加します


ここに、前回と同様に、[スクリプト呼び出し]-[スクリプト呼び出し]を選んで
さらに内容変更を選んで、今回つくった
「select_test」というスクリプト名を入力します


これで全て完成です。保存しておきましょう。

保存がすんだら、ビルドを行ってください。
エラーがなければ実効させてみましょう


実行させて「NEWGAME」を選ぶと、前回つくったオープニングが表示されます。何回かクリックして進めていくと
今回作った画面が表示されるはずです


これはピンチだ!

ここでの判断が生死を分ける

選択肢が表示されました。どれかをえらんでみましょう


無事、アイスソードを奪われたようです。





次へ(繰り返し)