最終更新日 2023/11/06


2023  三多摩合唱祭講師講評 

源田 俊一郎  先生

・Sicut cervus desiderat
  懐かしいパレストリーナのポリフォニーを聞きました。
  合唱の原点を思い出させてくれますね。

・島よ_2.まぶしさに吹かれながら
  2曲目の近頃歌われなくなった大中作品ですが、これも掘り下げれば深い名曲だと思います。
  楽譜からもう少し目が離れると表現力が出るでしょう。
  さらなる精進に期待しております。
  ピアノニストもgood!

清水 新  先生

・Sicut cervus desiderat
  "Sicut・・・”は僕も数えきれないほどやってきましたが、、、 ホントにむずかしいですよね!!!
  この曲の、神の技とも思える対位法を満足の いくように表出するのは、果たして可能なのか?
  でも、それを果敢に挑戦する、その姿が、まず 尊いことなのだと思います。
 
・島よ_2.まぶしさに吹かれながら
  そして、続く「島よ」 さぞ切り替えがタイヘン だったこととお察しします。(微笑みの絵)
  このような困難なプログラムをやってしまう、ストイック羽田先生!それについていく合唱のみなさん、その関係性を思うと、少しうらやましいです。。
  また聴かせてください! 講評は以上です。。


2022  三多摩合唱祭講師講評 

佐藤 峰子  先生

・O salutaris Hostia
  各パートのバランスの良さから来る感性豊かな表現はすばらしいですね!。
  感動致しました!。

・冬が来る前に
  フレーズの作り方をもう少しダイナミックにしても  楽しめるのかな〜等 思いながら聴かせていただきました

源田 俊一郎  先生

・O salutaris Hostia
 
  しっとりとした大人の混声サウンドが魅力的に響いています。
  アルトやバスなど低音が良くひびき、全体の安定感につながっていました。

・冬が来る前に
  イントロは思い切り派手にしてはいかがでしょう。
  歌い出しのPPはいいですが、サビのFとの音量の対比がほしいところです。
  ピアノニストもgood!


2019  三多摩合唱祭講師講評 

中原 健二  先生

・Ave Verum Corpus
  曲想、大きく歌えています。女声は充実していて、良く出ています。
  ただ、“corpus”の“s”の様な子音に気を付けて下さい。
  すばらしいアンサンブルです。

・谷茶前節
  沖縄らしい、独特の言葉とリズム、楽しいでした。
  2曲共、ハーモニーも良く出ていました。ブラボー!

清水 新  先生

・Ave Verum Corpus
  毎度思うのですが、、、羽田先生を上から見おろしてしまうことへの恐縮の気持ちが、、、、
  過夏に「コダーイ協会」の集まりに僕の指揮する団体が御誘い頂き、そこでのコンサートのプルグラムを考えるなかで初めてKocsarという名前を知ったという、まだまだ未熟な私です。
  そんな僕に言えるのは「いい曲ですね!これやればよかった、、、、」という、しょうもないことだけです。
  さすがのラテン語さばき、皆さんの「歌うこと」への熱意、その飽くなき継続性に、讃辞を惜しみません。
  また(上からということを忘れて)お聴かせ頂ければ幸いです。ありがとうございました。



2018  三多摩合唱祭講師講評 

瀬川武 先生

2曲とも男声が素晴らしい
・Super flumina Babyronis
出だしの男声は美しかったですね。柔らかくヴォリュームもありました。その男声の上に女声が柔らかく乗って、上等な演奏になりました。

・元気に笑え
出だしのソプラノがちょっと薄いのが残念。  でもバランスのよい美しいハーモニーで、言葉もよくわかり、のびやかな演奏で良かったです。

佐藤峰子 先生

・Super flumina Babyronis
混声合唱ならではの素晴らしいハーモニーには感動致しました。男声の深みに対して、女声が一寸浅い発声に聴こえてるのも惜しいですね!

・Sing Along!
テンポの速さに女声の支えが付いて行けないのは残念!男声のフレーズの流れにしっかりタテの線を合わせるように行けたら、もっともっと素晴らしくなると思いましたよ!



2017年三多摩合唱祭講師講評 

瀬川武 先生

・Ave Maria (Josquin) 
美しい演奏でした。
女声がもう少しのびやかでスーブレットな感じが出るともっと美しくなると思います。
男声はテノール、バス共に安定してよかったです。
テノールは少人数ながらよく声がでてました。
Sop 発声のフォームがちょっと浅いかも。
・Sing Along!
この曲では皆さん、のびやかに、おおらかに声が良く出てました。

清水 新 先生

この2曲、、、すざましいコントラストですね!
・Ave Maria (Josquin)
この手の曲は、1つのステージで全てがうまくいくことがほぼない、
そういう意味で、非常に難曲である、と言えますね。
それを、ここまで、カタチにするのにどのくらい練習したのでしょうか、、、、
僕としては、この時代の曲を取り上げていることだけで、嬉しく思います。
・Sing Along!
と思ったら、突然現代社会に引きもどされました(笑)
古典をしっかりやっている合唱団は、Popなものをやっても、何というか
羽田先生のお力によるところが大きいのだと思います。
今後も、またお聴かせ頂く日がくるのを楽しみにしております。



2016年三多摩合唱祭講師講評 

瀬川武 先生

・里の秋
良くハモッていて美しい混声合唱でした。男声 なかなか良いですね。
Sop少人数ながら良く声が出てました。
言葉 よくわかりました。
・Ave Maria
力演でしたが女声がもう少し高音の発声のフォルムをトレーニングすると良いと思います。
声の鳴りと共鳴と深さのバランスです。男声は良いと思いました。

源田俊一郎 先生

・里の秋
拙作をお歌い下さり、ありがとうございます。
深みのある混声サウンドにのせて、丁寧な音楽づくりが光りました。
エンデイングの処理も理想的です。
・Ave Maria
ブルックナーを聴いて、羽田先生の目指す魂をゆさぶる音楽の追求を感じました。
今後のご発展を祈ります。ピアニストもGood!



2015年三多摩合唱祭講師講評 

源田 俊一郎 先生

・男声の白、女声のブルー、指揮者の赤、ピアニストの黒、それらがステージを彩り、印象的です。
・拙作をお歌い下さりありがとうございます。
・落ち着いたテンポによる堂々とした椰子の実です。
・赤とんぼの前奏もとりわけ美しい。
・男声の動きが少しおそかった事、またSopのビブラートが少しめだってしまいました。
・立派な混声の響きに満足です。

清水 新 先生

・男声が安定していて、良いですね!
・ピアノ伴奏の細かい音符を生かすために、伸ばしている音で ポジションをうごかすと、とても良くなると思います(特に男声がメロデイのときの女声)
・歌うときにイメージする[空間]
・「赤とんぼ」の“ん”から“ぼ”を、魅力たっぷりにつないで下さい。
・調性が変化するときの表情の変化、空気がサーッと変わっていくのを感じました。
・源田先生の編曲の良さがよく生かされていたと思います



2014年三多摩合唱祭講師講評 

石井 亨 先生

@ よろこびの歌
中音域がよく聞こえない。もう少しリズムの力をかりたい。
A 風がフルルン
お腹から p が出せるとよい。エネルギーのコントロールが必要。力が脱けてしまわぬように。
B The Lord's Prayer
言葉のはっきりしない所がある。全体に p の部分に一考を、、、、、、


清水 新 先生

@ よろこびの歌
”明るくはずんで”感があって良かったです。手拍子はないのですね。
A 風がフルルン
”フルルン”が pizz のようで、聴いていてたのしかったです。
B The Lord's Prayer
とても良い声です。が、ところどころで伴奏の3連符より合唱が少しおくれて聴こえたのが少しザンネン、、、いや、なかなかもりあがる曲ですね?発声のトレーニングをかなり重点的にされているのでしょうか。

この合唱団でもっと色んな曲を聴きたいな、と思います。



2013年三多摩合唱祭講師講評 
            国立ときわ五万の歌の会へ

瀬川 武 先生

@ Kyrie, Sanctus
深くやわらかく厚みのあるハーモニーで、なかなか充実した演奏でした。女声 美しいです。男声もよくまとまっていて良いと思いました。
A 村 祭, 紅 葉
言葉もよく分かり各パート良くまとまっていて、質の高い演奏でした。Sop美しかったです。特に「紅葉」は良かったです。

石井 亨 先生

@ Kyrie, Sanctus
もう少しリズムに乗りたい(指揮者のように)。言葉が少しはっきり聞き取れない。
A 村 祭, 紅 葉
「紅葉」ハーモニーは良いが、Basパートが少し乱暴に聞こえた。



2012年三多摩合唱祭講師講評 
            国立ときわ五万の歌の会へ

    混声合唱団国立ときわ会への講評ではありません

瀬川 武 先生

1 あじさい
深い発声で深いハーモニー、女声,男声のバランスも良く柔らかく美しい演奏でした。
2 Summer Trip
軽快なテンポによくのって、のびやかな声で良かったです。
3 めぐって秋
男声が柔らかく素晴らしいです。深みもあります。 女声は時々ひりひりした声が聞えてきました。 難を言えば言葉がもう少し鮮明で欲しかったです。

佐藤 峰子 先生

1 あじさい
伝統のある合唱団の重みを十分に感じる演奏でした。 ひびきのフォームが全体的にまとまっているのは素晴らしいですね。
2 Summer Trip
はぎれの良さを流れにしっかり乗せて素晴らしい表現でした。
3 めぐって秋
心地よい演奏でした。全て発声のよさから来るのでしょうか、羽田先生の音楽に皆さんしっかり付いて行かれてましたね!

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2010年三多摩合唱祭講師講評 +

瀬川 武 先生

1 緑陰
深みのあるハーモニーでやわらかく言葉も良くわかり音楽表現も美しく流れて良かったです。 後半の男声が美しかったです。
2 アムール河の波
男声はやわらかく美しいのですが、もう少しパンチがほしいでした。でも、全体に良く統一され気持ちよく聞かせていただきました。

佐藤 峰子 先生

1 緑陰
内容をしっかり一人一人が感性で捕らえておられるような素晴らしい演奏でしたね。女性のひびきに感動、男性もう少し発声練習に時間を頂きましょう。
2 アムール河の波
曲の愛しさが表現できてました。・・・が、男声のひびきが更に加わったらこんなものではないでしょうと期待してます。しっかり!


2009年三多摩合唱祭講師講評

源田 俊一郎 先生

1 秋のピエロ
学生時代からよく聴かせていただいた重厚なハーモニーは変わらないですね。音楽の立体的な表現力は素晴らしい!
2 落葉松
私の好みで言うと、女声にもう少し深さが欲しいと思いました。
 大人のハーモニーの魅力を味わったひと時でした。ピアニストもgood!

佐藤 峰子 先生

1 秋のピエロ
リズム感が素晴らしく、大変心地良い表現となりましたね。ひびきがとてもきれいです。
2 落葉松
メロディックな曲に流されることなくリズムをきちんと表現しているのは良いと思いました。オブリガードがもう少しソットヴォーチェにした方がバランスとしては良いように思いましたが----。
  後半のピアノで表現したい部分はもう少し筋肉を伴っては如何でしょう。内容を濃く深くする意味で!!

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2008年三多摩合唱祭講師講評

石井 亨 先生 

1 この悩みは
きれいだが、もう少しエネルギーが欲しい
   リズムを生かしたい
2 私のお父さま
もう少し伝えたい
3 乾杯の歌
表現を一考願いたい ,大変美しい響きだが

佐藤 峰子 先生

1 この悩みは
ソロの曲をお一人お一人が歌っている位の表情が望まれる
2 私のお父さま
もう少し感情表現に重きを置いた方がハーモニーもきれいになり 伝わるものが深いのではないでしょうか
3 乾杯の歌
空気をもっともっと感じて楽しく表現してください

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2007年三多摩合唱祭講師講評

石井 亨 先生

1 千の風になって
バランスよくきれいなハーモニーです。ピアニカでしょうか、効果的です。少し、小さくまとまった感があります。
2 踊りあかそう
少し動きが欲しい。もっと、楽しみたい。

佐藤 峰子 先生

1 千の風になって
内容は皆さん十分理解なさっての演奏なのですが、平面的な演奏になったのはおしい。もう少し掘り下げた表現になるメソードを工夫なさってはいかがでしょう。
2 踊りあかそう
楽しく聴かせて頂きました。フレーズをもっと大きく取られると豊かな表現につながると思いますよ!

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2006年三多摩合唱祭講師講評

石井 亨 先生

○もう少し音楽を表現したい。pとかf。
○スケールをもう少し大きくしたい。
○少し体で表現してみたらどうでしょう。
○男声が弱い。
○楽しさを表現したい。
○ハーモニーはとてもきれいなので、少し表現を考察されたい。

佐藤 峰子 先生

○ディズニーの音楽を十分に楽しませて頂きました。
○時々曲の楽しさに飲まれて女声の響きが浅くなるのが残念!!


2005年三多摩合唱祭講師講評

中島 良史 先生

  久しぶりに“ときわトーン”をうかがいました。半世紀の伝統を感じさせる確かな演奏に拍手!
  友人たちの合唱団だからの注文、とくにPのとき歌詞の語感、を出そうとするあまり子音の後の母音の響きが失われてしまうのは残念。前より発声が全体的に浅くなった気がします。Sopの音程ご注意!
  でもやはりときわ会、再生なってますますのご活躍を!

石井 亨 先生

○祈り:良いハーモニーである。語りの発声がかすれないとよい、全体に力強さが欲しい。女声のPをもう少し工夫したい。
○今始まるの:「は」がはっきりしない。

佐藤 峰子 先生

○祈り:Mezza Voceの演奏に一工夫ほしい。
○今始まる:のダイナミックな演奏はすばらしい。高音になった時ソプラノの平べったくなるのが勿体無い。お腹のささえが原因かもしれませんね。


2004年三多摩合唱祭講師講評

中館 輝厚 先生

安定した歌唱力で、バランス、ダイナミック感、見事です。日本語の発音が明瞭かつなめらかです。木野村先生のアレンジも一段とさえて来ましたね。

石井 亨 先生

ハーモニーは素晴らしい。言葉の発音を探ってほしい。心の表現を加えたい。

佐藤 公孝 先生

各パートのトーン、Unisonとも気を配り、よい響きで曲に味わいを十分に出しているのではないでしょうか。


2003年三多摩合唱祭講師講評

渡辺 多津彦 先生

○ 「TSUNAMI」よく練習された様子が伺われますがもっと皆様の実力では
               美しいハーモニーが奏でられるように思います。
               言葉がもっとハッキリすると良いと思います。
   「世界に一つだけの花」明るい歌声とメリハリの効いたリズム感で。
               意気の合ったコーラスでした。

石井 亨 先生

○ 「TSUNAMI」男声の人数にしてはボリウムがない気がする。
               Sopがかたいかな?pはよいがfが少しいただけない。
   「世界に一つだけの花」楽しさがあってよい。

佐藤 公孝 先生

○ 楽しい音楽を伝えてくれる演奏でした。
    女声のはりきりすぎの声はぜひ回りの音をよく聴いて
    出すぎないようにすると、全体よしです。

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2002年三多摩合唱祭講師講評

渡辺 多津彦 先生

○ 「秋」バランスの揃った柔らかなハーモニーでした。
   「はじまり」この曲も意気の合った躍動感に満ちた若々しい歌声でした。
   言葉のメリハリがもっと出ても良いと思います。
   (fの部分の言葉が聴き難く感じられました。)

石井 亨 先生

○ 「秋」混声合唱らしい音で表現もよいと思うが言葉をもう少しはっきり伝えたい。
   「はじまり」男声にもう少しエネルギーが欲しい。
    ※  来年に期待

佐藤 公孝 先生

○ 好演です。
    <演奏>としてのまとまりがあります。
    発音について響きを保つ上で、ことばの発せられるところを十二分に注意を更にされるとよいでしょう。
    やや、不明瞭な歌詞のところがありますので。

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お問合わせは :一法師 ipposhi@mua.biglobe.ne.jp まで