DoLLS-FRONT 実現のために

 

このページは、DoLLS-FRONT 実現のためのさまざまな課題について検討していきます。

◎DoLLS にあって、UPFRONT にないものをどうするか。
UPFRONT にあって、DoLLS にないものをどうするか。


・索敵

DoLLS は俗に「かくれんぼ」と呼ばれるほど「いかに隠れ、いかに見つけるか」という部分がある。これ、どうするか。UPFRONT では、射程・索敵などの各種要素を「火力」という概念と「適当な射撃カードを引けるか」で表現している(デザイナーズノート参照)。

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「側面射撃」的なものはどうか。

・距離により索敵力がある。
・索敵成功すると、その相手に火力にボーナスがつく。


・射撃対象

UPFRONT は、基本的に「エリア」的なもの:グループにまとめ撃ち。DoLLS は、単体目標。武装的にも、UPFRONT は「バラ撃ち:機銃、アサルトライフル」主力に対し DoLLS は「単発:ミサイル、キャノン」主力。DoLLS でのロケット系とキャノン系、マシンガン系の差。

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気にしない:ここはそのまま流用してしまう。


・臨機射撃

DoLLS では、武装によって行える「阻止」行動。

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入れない:項目としては UPFRONT にはないが、概念的に「移動中の敵への射撃」「鉄条網」などが相当する。


・損傷

UPFRONT での(歩兵の)損害は「無傷」「制圧」「死亡・逃亡」の基本的ステータス+「負傷」「非武装」などだった(人間は、当たったらまず行動不能であるため)。DoLLS 世界では、そうではない:耐久力がある。

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基本的に、このままでいこう。

・負傷は、流用させてもらう。「移動機損傷」「腕損傷」他、いろいろある。
・KIA = 破壊はいいとして、KIA 値低下、みたいなものをつけようか(これが機体消耗をあらわす)?


・弾薬

DollS 世界のローダーは、武装装弾数が少ない(特に主力となるキャノン系)。また、弾薬バリエーションが多い。どこまで詳細決めさせる?まあ、日本(38式)を考えれば、そう変らないか。

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気にしない:ここは省略・そのまま流用してしまう。


・航空戦力(攻撃機)

支援砲撃の一種と考えられなくもないが・・・撃墜できうる。

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基本的に支援砲撃と同じに処理。ただし、狙撃兵チェックみたいな撃墜チェックを行える?


・航空戦力(ヘリ)

ほかの航空ユニットと同等ともいえるが、状況はかなり違う。

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UPFRONT での「車両」相当でどうか?いずれにせよ、飛行体関連のルールは要検討。


・キャラ&ユニット組み合わせ

DoLLS の魅力の一つは、ローダー:基本的な性能のちがうものが多いこと。UPFRONT みたいにユニット固定でいい?
キャライメージと使用装備の選択:人によるこだわりもあるはず(ヤオは絶対にC系列に、とか)

例:ユニットごとにほぼ決めうち(例えば R系列は 105mmキャノンとハンドセンサ1基標準装備、とか)vs 全部オプションユニット表現

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ユニット(ローダー)は、基本的にいわゆる「標準装備」で行く。肩&腕装備は基本的に固定(というか、意識させない)。特に弾数の少ないものは別つけ(爆薬やパンツァーファウストなど同等)。
キャラは、あと付け(DoLLS でのキャラ性能の違いってのは非常に小さいですし)。


・狙撃兵

規模的には DoLLS には存在しない。が、ゲーム的にはターニングポイントとしてぜひ欲しい。

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航空支援:対戦車ミサイルみたいなものか?ならば、狙撃兵チェック=対空迎撃みたいなニュアンス。


・鉄条網

物理的な規模が違いすぎないか?

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もともと、本来の「鉄条網」というよりは「アクシデント」みたいなニュアンスなので、そのまま使う。


・手札&分割カード

UPFRONT では国家(最終的に7バリアント)ごとの手札その他の条件があった:これも1つの面白味。DoLLS 世界では?

地球軍、オムニ独立軍、ジアス・・・でいくのかな?

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思い切って発想を変えて、
「オムニ軍部内のシミュレーション」のシミュレーション、という観点にしてはどうか?=プレイヤーは「あるキャラが指揮官」として、その指揮官の運用癖を反映される。

例:ヤオ=白兵戦重視、指揮力もある=日本のエリートパターン。
セルマ=緻密な作戦運用、だけど不測事態対応弱い=ドイツ型。


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このページは 友瀬 遙 によるものです。
URA:http://www2s.biglobe.ne.jp/~tomose/dolls/pd_id1.htm (tomose@mua.biglobe.ne.jp)