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「高山植物図鑑」登山道の花

ツツジ科 草状低木 黄緑系白〜緑 壷・釣鐘 s0010 本州中部から北海道に分布、高山帯の雪田周辺や岩礫地に生え、背丈10−15cmほどの常緑草状低木。
茎周囲を取り巻く細い葉は、長さ5−6mm、幅1mmほどで、表面は艶が有り、高木のツガを思わせる形。
花期は7−8月、標高の高い山では雪解け直後、花は大きさ5−8mm程度の壷形で、白と云うより淡緑白色で、目立つ色ではないが、1本の茎に数個付くので、大群生地では、黄緑色の絨毯の様になる事がある。
葉や花の形が良く似て、花色が桜色のツガザクラは、大群生になる事は少ないが、色が綺麗でよく目立つ。
名の由来は、このツガザクラ似ていて、花色が緑っぽいのでこの名、と言うところだろう。
アオノツガザクラ