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「高山植物図鑑」登山道の花

カタバミ科 多年草 5枚(裂 s0026
s0396
北海道から九州に分布、亜高山から高山帯下部の樹林下に生え、背丈10cm位の多年草。
花期は雪解け直後と言っても、亜高山以上では6月以降に咲く事になるが、径1.5−2cm、5弁で白から淡赤紫に赤紫の筋が入る。
カタバミ系の特徴の、ハート形小葉3枚の三つ葉で、大きさ2cm程度、花が無くても見分けが付きやすい。
ただ、低山には全く同じと云って良いほどのミヤマカタバミが別種として扱われており、境界標高では見分けが付かない。
ミヤマカタバミは全体に多少大きく、背丈が15cm程度になると云う違いしか、私には判らないが・・・。
コミヤマカタバミ