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「高山植物図鑑」登山道の花

ラン科 多年草 赤系白〜赤紫 円錐・総状集合 s0051
s0050
本州中部から北海道に分布、亜高山帯から高山帯の草地に生え、背丈20〜30cmになる多年草。
葉は長さ5−20cm、幅3cm前後の線状披針形。
花期は6−7月、茎先に総状花序を出し、径1cm前後の紅紫色の唇形小花を多数咲かせる。唇弁の裂片は先端が丸くなり、花全体もまろやかな感じがする。
ハクサンチドリと似るが、それより花が密で角が無い感じがする。
草の少ない登山道脇で見れば、この花はなかなか豪華。
根が手形の様なのでこの名が有るらしいが、掘って確かめる事は出来ない。
テガタチドリ 時には、多数見る事も有る