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「高山植物図鑑」登山道の花

ゴマノハグサ科 多年草 赤系白〜赤紫 円錐・総状集合 s0056
s1050
本州中部から北海道に分布、亜高山から高山帯の草地に生え、背丈20−40cmの多年草。
茎に数段、4枚の葉を輪生し、羽状に深く切れ込んでいるのが特徴。
花期は夏、茎上部に総状花序になり、葉脇に鮮やかな赤紫の、上唇が尖った唇形の花を輪生して咲かせる。
この上唇が、鶴の頭とくちばしの様なくびれが無い、又はくびれが有ってもくちばし長さが5−6mm程度と短いものをヨツバシオガマとし、良く似てくちばしの長い(8−10mm)クチバシシオガマと区別する。
変種が沢山有り他に、ヒメヨツバシオガマ、ハッコウダシオガマなどが有る。
色の多少違うもの、葉が多少違うものなどが有るが、区域内で一番一般的に見られるのはヨツバシオガマだろうと思っている。
ヨツバシオガマ ヨツバシオガマ


白0307