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「高山植物図鑑」登山道の花

ゴマノハグサ科 多年草 赤系白〜赤紫 円錐・総状集合 s1053 本州中部の特に南部に多く分布、亜高山から高山帯の草地に生え、背丈10−40cmの多年草。
茎に2−3段、4枚の葉を輪生し、羽状に深く切れ込んでいる。
花期は夏、茎上部に総状花序になり、葉脇に上唇が鶴の頭とくちばしの様になった、唇形の花を輪生して咲かせる。
その花色は花筒が白色、くちばしは鮮やかな赤紫色と云う事と、くちばしが長い(10mm程)と云うのが特徴。
くちばしがやや短く(6−8mm程度)、くちばしの基部にくびれが少ないものをヨツバシオガマとしているが、区別出来ないほど似ているので、区別しない説も有る。
この映像は北アルプスで撮ったので、違うかも知れないが、それらしき物が有ったので、UPしておく。
他に似たもので、ヒメヨツバシオガマ、ハッコウダシオガマなどが有る。
クチバシシオガマ