検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

キンポウゲ科 多年草 多数枚(裂 s0060
s0685
北海道から九州に分布、低山から亜高山帯の林縁や草地に生え、背丈1m程度になる多年草。
根生葉には長い柄が有り、2−3回3出複葉、小葉は長楕円形で縁に裂の様な鋸歯が有る。茎葉は2−3枚付き、上部の葉は小さく単葉になる。
花期は6−8月、萼片は開花するとすぐに落ちてしまい、花弁は無く、白く見えるのは雄しべの柄(花糸)で、花糸の基部が細く、途中で急に太くなっているのが特徴だとか。
似た花で、花がほぼ同じで、葉が大きなモミジ形のモミジカラマツが有り、大群生を見る事が有る。又、単にカラマツソウと云い、ミヤマカラマツの低山型のものも有るが、茎と葉柄の付け根に托葉と云われる耳たぶの様な葉が付く。
と云う事だが、このミヤマカラマツ映像は白山別当出合駐車場上で撮影したが、托葉は付いていなかった。托葉の付いたカラマツソウ映像は、白山展望コース2300m付近で同じ日に撮影した。
ミヤマカラマツ カラマツソウ


ミヤマカラマツ