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「高山植物図鑑」登山道の花

ツバキ科 小高木 5枚(裂 春〜初夏 s0070
s1047
s1521
s1522
東北地方から北陸の日本海側に分布、里山から1000m位の低山林内に生え、樹長3−5m・地上2−3m程度になる常緑小高木。
根元は地面を這う様に伸び、葉は互生し、新緑の葉柄に毛が有り長さ3−5mm、葉大きさ5−10cm、楕円形で光沢が有り、縁には鋭い鋸歯が有る。 葉を透かして見ると、葉脈が明るく透けて見える。
花期は早春から春、径5−8cm程度の5弁が普通で、赤色の花を平開して咲かせる。
ヤブツバキとの違いをよく言われるが、雄しべを見て欲しい。元から先端まで黄色で、ガタガタに並んでおり、筒状でない事が判るだろうか。
これがヤブツバキの場合は、雄しべの先端のみ黄色で下は白く筒状になっている。
ヤブツバキは高木になり、ユキツバキは小高木にとどまる。
ユキバタツバキと云われるヤブツバキとユキツバキの中間種も区別されるが、詳細は学者に任せる事にする。
ユキツバキ


落?