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「高山植物図鑑」登山道の花

ツバキ科 小高木 5枚(裂 春〜初夏 s0580 本州から九州に分布、海岸から里山に生え、背丈10m以上にもなる常緑高木。
葉は互生し、葉柄には無毛で長さ10−20mm、楕円形で大きさ5−10cm、分厚く表面は強い光沢が有り、裏はやや白っぽくて光沢が無く、縁は細かな鋸歯になっている。葉脈を透かして見ても、葉脈があまり透けて見えない。
真紅の花色で、花径4−6cm程度で5−6弁(裂、花弁基部は合着し、花が完全に開ききらない(半開)感じになるのが特徴的。
又、雄しべを見ると、先端のみ黄色で下部は白く、下部は合着して筒状に見えるのも特徴的。
ユキツバキとそっくりで区別が付き難いが、雄しべを見ると、ユキツバキは全体に黄色で、下部の合着が少なく並びがガタガタして、円筒状には見えない。又、ユキバタツバキも似るが、特徴がユキツバキとヤブツバキの中間形になる。
ヤブツバキ