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「高山植物図鑑」登山道の花

バラ科 草状低木 赤系白〜赤 5枚(裂 s0083 主に立山周辺に分布、亜高山帯から高山帯に生え、背丈20cm程度までになる常緑草状低木。専門的にはチングルマとは区別しない。
雪解け直後に咲き始め、径2−3cmの5弁、花が薄いピンク色をしているのが特徴。
葉の大きさ5−10cmの奇数羽状複葉で、小葉の縁は鋭い鋸歯になっている。
立山周辺以外にも分布するので、アカバナチングルマと説が有るらしいが、ネット検索をしてもヒット数が少ないところを見ると、タテヤマチングルマが定着したのかもしれない。
花は普通の白色チングルマより少し大型の様に思えるが、何と云ってもこのピンク色は、いわゆるトキ色と言われる色で、微妙な美しさは見た人でないと判らないと思う。
タテヤマチングルマ