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「高山植物図鑑」登山道の花

ツツジ科 低木 黄緑系白〜緑 壷・釣鐘 初夏〜夏 初秋〜秋 s0102 本州中部から北海道に分布、亜高山帯下部の日当たりの良い場所に多く生え、背丈50cm−1m程度までになる低木。
成長した葉は大きさ1−3cm程度の丸っぽい楕円形で、縁に鋸歯は無く、裏面は粉白色を帯び、表面もやや粉白を感じる緑色だが、幼葉は赤色を帯びた緑色の場合が多い。
花期は6−7月、花色は日当たり具合や生える場所により、茶色っぽかったりする様だ。
長さより太さが大きい扁平の壷形特徴で、突き出たシベが目立っているのが普通。
果実は熟すと径1cmほどの黒い液果となる。
区別しなくても良いほど似るクロウスゴは、壷形が長さと太さが同程度で、シベが飛び出ない事が有る。
クロマメノキと極似しているが、クロマメの木は草地に生える事が多く、草状低木と思えるほど背が低く、花色は白色で2個組で咲く事が多い様だ。
ミヤマクロウスゴ