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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 笠・球形集合 s0115 主に本州中部に分布、高山帯の砂礫と草地境などに生え、背丈15−30cm程度になる多年草。
茎途中の葉は長楕円形で先は尖り、表面は綿毛は少なく裏面は綿毛で覆われる。
花期は7−8月、茎の先に数個付き、柄はほとんど無いのが特徴。花周囲の苞葉は長楕円形で茎葉より小さく、毛が密生し緑白色を帯びる。
良く似たウスユキソウとこのミネウスユキソウは、同種との説が有るが、分類学では「ミネウスユキソウ, タカネウスユキソウ Leontopodium japonicum var. shiroumense」 、「ウスユキソウ Leontopodium japonicum」と、別になっている。
富山ではウスユキソウとミネウスユキソウしか見た事が無い。
ミネウスユキソウはエーデルワイスの仲間だが、この様に葉が広くてはイメージが違うが、粉を振りかけた様な白さは、なかなか雰囲気がある。
ミネウスユキソウ