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「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 黄緑系白〜緑 穂状集合 s0163 北海道から九州に分布、亜高山帯(中部では2000m付近)の草地に多く見られ、背丈20−30cm程度になる多年草。
根生葉は広い線形で、茎葉は狭く短く、数も1−2枚しか付かない。
花期は6−8月、花色は黄緑系白〜緑としたが、クリーム色状態のまま、何時見ても蕾の様に見え、平開した花は見た事がない。この蕾の集団、摘まんでみると粘りが有るのが特徴。
この粘りからネバリノギランの銘々なのだろう。
良く似たノギランが有るが、やや標高の低い場所に生え、花は開き蕾は粘らない事で区別出来る。
ネバリノギラン