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「高山植物図鑑」登山道の花

ラン科 多年草
黄緑系白〜緑
穂状集合 s0767
s0802
北海道から九州に分布、低山から亜高山の日当たりの良い草地に生え、背丈30−40cmになる多年草。
葉は根生葉でロゼット状になり、幅2−3cm長さ10−15cm。
花期は7−8月、花茎先に長さ10−20cmの穂状花序を付け、クリーム色系(又は黄緑系)の小花を付ける。
ネバリノギランと似ているが、ノギランの花穂を触ってもると粘らず花は開き、ネバリノギランは粘り、花はほとんど閉じたまま。

「白山北方尾根で」は、標高1000mほどの車道ノリ面に生えていた。
根生葉はショウジョウバカマにそっくり、そこから花茎が伸び、背丈20−30cmで、枝になったものと単独ものが有った。花穂長さ7−8cm、小花は径1cm程度の6弁に見え淡緑色。
よく目にするクリーム色系ノギランの緑色種だが、別種扱いはしていないらしい。
ノギラン ノギラン(淡緑色系)
「白山北方尾根で」


ノギラン(淡緑色系)花穂