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「高山植物図鑑」登山道の花
バラ科 | 高木 | 赤系白〜赤紫 | 5枚(裂 | 春先〜春 | s0179 | 本州から九州に分布し、里山から低山の日当たりの良い場所に生え、幹周1m背丈10m以上に達する事が有る落葉高木。 花期はソメイヨシノより早く、葉が展開するのと平行して開花し、花径2−3cmの5弁で、白っぽいものが多いが、綺麗な桜色になる事も有る。花後には径5−7mmの果実が黒く熟す。 葉は互生し、大きさ6−10cm程度、倒卵形から長楕円形、葉縁は鋭い鋸歯になっている。葉の表は濃緑、裏は灰白緑色で、新芽の時期は赤味を帯びる。葉基部はクサビ形になっている。 オオヤマザクラが良く似ているが、オオヤマザクラは新芽鱗片や萼が粘性が有る事、葉基部の形で区別が出来る。 私の生まれ故郷の山にも、これと良く似たサクラが有った。園芸種以外は全てヤマザクラと称していたので、正しい名は判らないが、サクランボは苦くて美味しくなかった記憶が有る。 尚、野生の桜にはヤマザクラと云う種は、有ると云う説と無いと云う説が有る様だが、YリストにはCerasus jamasakura (Siebold ex Koidz.) H.Ohbaとして記載されている。 |
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