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「高山植物図鑑」登山道の花

マンサク科 小高木 4枚(裂 春先〜春 s0186 北陸では黄色花のマルバマンサクが普通で、東北から中国地方の日本海側に分布、里山から亜高山帯まで生え、背丈2〜5m程になる。
花期は2月から亜高山帯では7月まで、硬そうな茶褐色の顎片4枚と、1−2cmの黄色の花弁4枚が、ひょろひょろと伸びており、見栄えがするとは云えない。
マルバと言うから、丸い葉を想像するが、全体が丸いのではなく、マルバでないマンサクは、葉の先端がやや尖っているのに対し、マルバマンサクは先端が丸いから。
このマンサクはその色変わりだろう。黄色より色が少し赤味が強く、アカバナとまでは行かないかも知れないが、黄色では無いのでアカバナマンサクとした。
ネット検索をするとアカバナマンサクとして、真っ赤なものが見られるので、その中間種辺りだろうが、私はこの程度の赤しか見た事が無い。従って、正式ではないがアカバナマルバマンサクと呼びたいと思う。
この映像は700m程度の山で撮影した。さほど珍しい事は無く、北陸では時々見かける事が有る。
アカバナマンサク
アカバナマルバマンサク?
色変わりのマルバマンサク