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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 笠・球形集合 初秋〜秋 s0198
s0817
北海道から九州に分布、里山から低山帯の草地に生え、背丈1mを越す大きさになる多年草。
葉が対生するのが典型的で、時には互生だったりもする。短柄が有り長楕円形で先は尖り、縁には鋸葉が有る。茎は直立しざらざらした短毛が有る。
花期は8−9月、茎上部で枝分かれが多く、花は茎頂に散房状に付き、筒状花の集合になっている。花色は白色から淡紅色。
ヨツバヒヨドリと見分けが難しいが、この映像の場合、良く見ると葉が対生しており、典型的なヒヨドリバナと云う事になる。
ヨツバヒヨドリと同様、花だけを見ると、絶滅を危惧されるフジバカマに似るが、フジバカマは葉が3裂する事で違いが判る。
名の由来だが、ネットでは、ヒヨドリが来る・鳴く頃に咲く花だからとの説が多数だが、乾燥して「火を採る花」との説が納得出来るると思う。
ヒヨドリバナ 葉は対生している(なさけない映像だが)