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「高山植物図鑑」登山道の花

キンポウゲ科 多年草 青系白〜青紫 多数枚(裂 春先〜春 s0252
s0253
近畿地方以北から北海道に分布、里山から低山草地などに生え、背丈10〜20cmになる多年草。
里山では早春、未だ他の草が伸びない内に咲き始め、花径4〜5cm、白からかなり濃い水色まで、色変化が多い。
葉は3枚輪生し、柄が有り3出複葉に切れ込み、小葉は更に深く切れ込み(2回3出との説明も多い)、先端は比較的細く尖る。
図鑑では、よく似たものとして、アズマイチゲ(葉先端丸く、切込み浅い)・イチリンソウ(花弁が広い)・ヒメイチゲ(花も葉も小さい)が紹介されている。又、セツブンソウ・ユキワリイチゲも似ているらしい。
理由は忘れたが、何故か子供の頃は、この花を摘み取る事はしなかった。
キクザキイチゲ