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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 多数枚(裂 秋〜晩秋 s0266
s0887
本州のみの分布、里山から低山の林道脇などに群生しているのを見かけ、背丈2m近くになる多年草。
花期は秋から晩秋、茎先端で枝分かれし、散房状花序を出し、花径1.5−2cm程度の小花を大量に咲かせ、斜めに倒れかかるほどになる。
葉は大きさ10−20cm近くで短い柄が有り、細い楕円形から被針形で粗い鋸歯、毛が有ってザラつく感じ。
シロヨメナと良く似ているが、それより大型で、「葉裏の3脈が目立たない」と云うが、あちこちでこの花を見かけ葉裏を見てみるが、3本ではないが浮き上がってはっきり見えているので、どうにもきちんと区別が出来ないでいる。
イナカギクも似るが、イナカギクの葉柄はほとんど無く、茎を抱く様に付く。
花だけならシラヤマギクにも似るが、シラヤマギクは下部の葉は心形で葉柄が長い。
ゴマナ 葉裏、脈は目立つが3本ではない