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「高山植物図鑑」登山道の花

リョウブ科 小高木 円錐・総状集合 s0275 北海道南部から九州に分布、里山から低山に生え、背丈5mを越すものも有る落葉小高木。
樹皮が薄くはがれやすく、はがれた後の地肌がキリン模様で、葉の無い時期には目に付きやすい。
花期は里山では初夏だが、8月下旬に1400m付近で満開になったものを見る事も多い。小枝先端に輪生の様に葉を付け、その脇から総状花序を出し、白い小花を咲かせる。蜜が多いのか、虫がたかる事が多い。
ナツツバキの樹肌と似た模様で、見間違う人も有るようだが、リョウブは枝先が荒く、ナツツバキは細かい枝になるところが違う。
リョウブ