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「高山植物図鑑」登山道の花

ミズキ科 中低木

笠・球形集合

実・種
初夏〜夏

初秋〜秋
s0281
s0427
北海道から九州に分布、里山から低山に生え、背丈10m程度にまでなる落葉高木。
葉は互生だが枝先に集中するので輪生に見え、広い卵形から楕円形で長さ8−15cm、表面は光沢があり裏面は白緑色、全縁で波打つ感じ。
花期は5―7月、枝先に笠状花序を付け、白色1cmほど花弁4枚の小花をつける。初夏には低山の斜面に有って、枝一杯に白い花を咲かせた様子を見る事が出来る。
クマノミズキは極似しており、同じ地域に混在している事も有るが、葉の付き方が対生している事で区別する事が出来る。
秋にはこの映像の様に黒い実となって熟す。良く似たオオカメノキも熟すと黒くなり、遠目に見れは花も葉も似ているので間違う事が有る。
春先に枝を折ると水がしたたり落ちるのでこの名だそうだ。
ミズキ ミズキ実