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「高山植物図鑑」登山道の花

ゴマノハグサ科 多年草
その他色
5枚(裂
実・種子
s0282
s1456
北海道から九州に分布、低山でやや湿った場所に生え、背丈30cm程度になる多年草。
花期6−8月、茎上部の葉腋から細い柄を出し、一見スミレの仲間かと思う様な花を咲かせる。
葉は対生し形に特徴が有り、粗く4−6対の鋸歯になって、多角形の様な葉に見え、大きさ2−5cmの楕円形。
これは低山の日当たりの良い、少し水の湧く様な場所に生えていた。
オオバミゾホオズキかと思っていたが、よく見ると葉の形が、粗く4−6対の鋸歯なって、多角形の様な葉に見えたので、ミゾホオズキとした。
似たオオバミゾホウズキの葉は楕円で鋸歯は細かく、登山道ではミゾホオズキより見る機会が多い。
名の由来は、花後の萼が小さなホオズキの形になり、溝の様な場所にも生える事から。
ミゾホオ(ウ)ズキ ミゾホオ(ウ)ズキ実