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「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 青系白〜青紫 粗い集合

2枚(裂・唇形
初秋〜秋 s0289 北陸の富山・石川に多く分布、低山の沢沿いでよく見かけ、背丈1m越え程度になる多年草。
葉は対生し、大きさ10−15cm長さより横幅が広いくらいに幅広、葉の基部が矢尻形か矛形の様相で、先端はあまり尖らず、鋸歯がはっきりしているが不揃い。
花期は8−10月、あまり分枝をしない茎先に総状花序になり、大きさ3−4cm紫色の、唇形の小花を多数咲かせる。
全国的にはアキギリが有り、オオアキギリの方がやや大型で、葉が長さよりやや幅広で、鋸歯がやや不規則でと云う事で区別するが、学名は両種同じSalvia glabrescensで、正式には学会では区別していない。
花色が黄色のキバナアキギリが有り、本州・四国・九州のアキギリの無い場所に分布するらしい。
オオアキギリ

ブ03