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「高山植物図鑑」登山道の花

リンドウ科 多年草 青系白〜青紫

5枚(裂

実・種
夏〜秋

冬〜春
s0325
s0338
北海道から九州に分布、里山から低山の林縁などに生え、草に絡まったり地を這ったりして伸び、長さは1m弱になる蔓性多年草。
細い蔓は紫色を帯びる事が多く、葉は対生し、長さ4cm前後の卵形で、先は尖って3脈が目立ち全縁。
花期は8−9月、花は淡い紫色で長さは3cm程で、先端が5裂したラッパ形で、リンドウの花に似ている。
花が終わると、赤い実は径10mm程度、やや長めの球形で、長い柄が有って良く目立つので、花は見た事が無くても実を見た人が多いと思う。
子供の頃、我が家の周りにも実を見る事が出来たが、花がリンドウに似ている事は知らなかったし、名も知らなかった。しかし、食べても不味くてダメ、と云う事はよく知っていた。
名前が似たホソバノツルリンドウが有るが、葉・花・蔓とも、趣がだいぶ違っている。
ツルリンドウ