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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 円錐・総状集合 s0333 北海道から九州に分布、低山から亜高山帯の日当たりの良い草地に生え、背丈1m程度までになる多年草。(ミヤマキオンの情報が少ないので分布域はキオンと同じとした)
茎の先端に散房状花序を出し、径2cm程の5弁黄色の小花が集合して咲く。
葉は互生し、長さ5−15cmで長楕円形で先端が尖り、はっきりした鋸歯になっている。葉の付け根は茎を抱く様に付く事が有る。。
単にキオンと呼ばれるものは里や低山に有り、キオンとミヤマキオンは区別しないとする説が有り、その方が正しいらしい。
私が持っている図鑑では区別しており、この映像は北ア笠ヶ岳方面の標高2500m草地で撮影したので、ミヤマキオンとした。
ハンゴンソウと見間違いやすい様に説明したものが多いが、ハンゴンソウは背丈が2m以上にもなり、葉が割れているので見間違う事は無い。それより、先端に花の集合したアキノキリンソウは、見間違う事が有るかも知れない。
ミヤマキオン
キオン