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「高山植物図鑑」登山道の花

ケシ科 一・二年草 円錐・総状集合 春〜初夏 s0335 近畿地方から北海道に分布、里山から低山の道端などの草地に生え、背丈20−40cm程度になる越年草。
葉は1−2回羽状複葉で、細かく切れ込んでおり、無毛で軟らかい。単独より株になる事が多い。
茎先に総状花序を出し、長さ2cm程度の筒状で先端が唇形、黄色の小花を、同じ向きに重なり多数咲かせる。
標高1000m程の登山道脇に生えていた。海岸付近の平地ではキケマンが有るが、キケマンは大型で茎が太くしっかりし、背丈60cm越えになり、花数は少なく重ならない様に方向を変えて咲く。
子供の頃家の周りにも有って、この花は摘み取ると嫌な匂いがした様な記憶が有るがどうだろうか。
紫花のムラサキケマンも林道脇などでよく見かける。
ミヤマキケマン