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「高山植物図鑑」登山道の花

ニシキギ科 蔓性木 円錐・総状集合

5枚(裂
s0339 兵庫県以北の日本海側に分布、主にブナクラス域の雑木林に生える落葉蔓性木。
草地では蔓は地を這い、樹林では木に巻きついて伸び、樹肌が赤褐色になるのが特徴的。
葉は互生し大きさ15−15cm、卵形形から楕円形で基部は浅い心形から円形、縁には鋸歯が有る。
花期は夏、円錐花序を出し、白い5弁の小さな花を沢山付ける。
この映像は、標高1500m程度、草の多い湿原の一角に生えていた。背丈70−90cm程度で辺りに2−3本見えていたので、一見低木と見えたが蔓性木だった。
葉は互生し全縁の様に見えた。花は総状で五弁の花が集合していた。
下山してからいろいろ調らべたが、サワフタギ・イヌザクラ・カマツカ・シウリザクラなど、1個の花や葉なら似てるが、総形状や高木になる所が違う様に思っていた。
撮影から10ヶ月後になり、何気なく見ていたHPに、この花の映像が有り同定に至った。
クロヅル