ヒメキンミズヒキ、高山植物図鑑、登山道の花

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「高山植物図鑑」登山道の花

バラ科

多年草

黄

穂状集合

夏～秋

s0358

典型的なヒメキンミズヒキは、北海道から九州に分布、里山より少し高い低山に生え背丈３０－６０ｃｍ程度になる多年草。
茎はあまり枝分れせず、葉は下部だけに付く事が多く、３－５枚、鈍突の鋸歯が有り先端が余り尖がらない。
花期は夏～秋、茎先に比較的短い２０－３０ｃｍ程度の穂状花序を出し、３－５ｍｍの黄色５弁の小花をまばらに咲かせる。雄しべの数が５－８本程度と少ないのが特徴。
良く似たキンミズヒキが有るが、多少標高の低い山に生え、本種より大型で枝分かれがが多く、花穂が５０ｃｍ以上にもなり小花数も多く、花径５－１０ｍｍで、雄しべの数が８－１５本、葉の先が尖ると言われる。
更に、チョウセンキンミズヒキが有り、花期が１月ほど早く、ヒメキンミズヒキの花を大きくした感じで、花径１５ｍｍ程度、雄しべの数が１５本を越える。

ヒメキンミズヒキ
縄