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「高山植物図鑑」登山道の花
モクレン科 | 高木 | 白 | 6枚(裂 | 春〜初夏 | s0378 | 北海道から九州に分布、里山から低山に多く生え、背丈10m以上になる落葉高木。 花期は早春から春の終わり頃まで、大きさは開き具合で違うが、10−15cm程度、花色は白で花弁基部は淡赤紫を帯びる事が有り、花弁枚数は6枚+3萼片?、と云うが数えた事が無い。 成長した葉は大きさ5−15cm、広楕円形から倒卵形で、表面は緑色で裏はやや白緑色、無毛で全縁でやや波うつ。 花だけを見ていると、ハクモクレン・タムシバ・コブシの見分けが付きにくい。 花の下に小葉が付くのがコブシ、付かないのがタムシバとよく言われるが、蕾の時や咲き始めは葉が見えない場合がある。 ハクモクレンは庭木でしか見た事が無いが、他の2種に比べ花が大きく、きちんと上向きに咲くので判ると思う。 コブシは標高200mそこそこの私の実家の山にも有ったが、タムシバは奥山と言われる様な、だいぶ高い所でしか見る事は無かった。 花後の果実は一見、気味の悪い形の袋果で、この形状が拳に似ているからこの名だとか?、その中身は綺麗な朱色の種子が詰まっている。 |
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