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「高山植物図鑑」登山道の花

クスノキ科 小高木 笠・球形集合

実・種
春先〜春

秋〜晩秋
s0386
s0902
本州・四国・九州に分布、里山から低山の広葉樹林に生え、背丈3-4m程度になる雌雄異株の落葉低木。
花期は3−4月、ダンコウバイの花と似ると云うが、ダンコウバイより少し地味な黄色で粗めの感じの、径1−1.5cmの丸い塊の花を付ける。一番の違いは、ダンコウバイには無い花の柄が有る。
違いは冬芽を見ると簡単、アブラチャンは2mm程度の小さい球形で花柄が有り、ダンコウバイは5mm程度で葉柄が無い。
花は小花の塊りだが、何故か1個だけ、径2cm前後の小さな梨の様な実がなり、紅葉の頃に外皮が割れて中の種子が出る。
似た花のダンコウバイはブナ帯に、アブラチャンはヤブツバキ帯に生えると云うが、どちらもブナ帯より下に多い様に思う。
追加情報はここにも有ります
アブラチャン アブラチャン実