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「高山植物図鑑」登山道の花
ケシ科 | 多年草 | 青系白〜青紫 | 2枚(裂・唇形 | 春〜初夏 | s0421 | 分布域に定説は無い様だが、主に本州中部から中国地方に分布し、里山から低山の林床などに生え、背丈10−20cm程度になる多年草。 ヤマエンゴサクの変種で、葉は2〜3回3出複葉、小葉は丸っぽいと紹介するものが多いが、葉の形は変異が大きいらしく、一定に定まらない。 花期は4−5月、地中の根茎から1本の茎が立ち上がり、総状花序に長さ1.5−2cm唇形、淡紅紫色〜青紫色の小花を咲かせる。小花柄の付け根の苞葉が3−5裂する。 ここまではヤマエンゴサクと同じだが、花後の種子表面は細かな突起に覆われているらしい。(種子の映像だが、信頼性の高いものが見当たらない) 又、下唇弁の切れ込みの中央部を良く見ると、小さく凸状になっているものが多いのが特徴だとか。 アマチュアはヤマとキンキは区別不要としても良いのでは? ミチノクエンゴサク・ジロボウエンゴサクも似る。 |
キンキエンゴサク | |
極 |