検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 赤紫系白〜赤紫 6枚(裂 s0525 北海道南部から九州に分布、低山のやや湿った木陰に生え、背丈30−80cm程度になる多年草。
葉脇や茎先端に径2−3cmの白地に赤紫の斑点模様の花を1−3個程度付け、花弁が反り返らず水平な感じに開く。
先端が3裂しているのは雌しべで、その開いた部分にも斑紋が有るが、基部には斑紋が無い。
葉は大きさ10cmを越えるものもあり、少し波打った楕円で先端が細く尖っている。
良く似た花で、ヤマホトトギスが有り、花弁が強く下に反り返り、茎先端に数個の花を付け、雌しべの基部にも斑紋が有る。タマガワホトトギスも似るが、それは黄色地に斑点が付いている。
ヤマジノホトトギス