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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 多数枚(裂 s0535 ヤナギタンポポなら本来は北海道から四国に分布、低山から亜高山湿地に生え、背丈1mを越えになる多年草。
葉がヤナギの様に細く、茎途中にも茎を抱く様に付く。
花期8−9月、直径2−5cm黄色の頭花を数個付け、頭花は両性の舌状花だけになる。
この映像のものは、標高2000m辺りの登山道脇で植生復元処置場所に生えており、背丈30cm程度、花径2.5cm程度だった。
葉は細く幅1.5cm長さ10cm程度で鋸歯は見えず、茎の下の方のみに付いていた。茎も葉も毛が有る感じは無く、少なくとも剛毛ではなかった。
大きさ、葉の付き方などが違う様に思うが、かなり条件の悪い所に有ったので貧弱であり、少々しおれていたのではないかと思っている。
登山道脇に有って、他には見られなかったので。人手により下から持ち込まれた可能性が高い。
ブタナ・フタマタタンポポ・エゾタカネニガナ・タカネニガナコウゾリナなど候補にしたが、どれも違う様に思い、ヤナギタンポポとしてみた。
ヤナギタンポポ