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「高山植物図鑑」登山道の花

ツツジ科 低木 濃赤〜濃赤紫 壷・釣鐘 夏〜秋 s0564
s0841
s0845
北海道から九州に分布、低山から亜高山帯の林縁など、やや日当たりの良い場所に生え、背丈2m程度までになる落葉低木。
花期は5−6月、新芽の時、葉が赤っぽい事もあり花が目立たないが、花は大きさ4−5mmで小さく、釣鐘型で5稜に角ばっており、先端が5裂して反り返り、葉の様な色合いをしている。
花の凌が確認しにくい事が有るが、萼を良く見ると角張った稜が有るので、これで確認する事も出来る。
果実も5稜に角ばっている事が多く径4−5mm、かなり細長で先端が少し凹むのが普通で、赤く熟し酸味が少なく比較的甘いが薄味。
良く似た花のオオバスノキが有るが、花に稜が無く、果実は細長でなく黒く熟す。
ウスノキ
別名:カクミノスノキ
ウスノキ果実


ウスノキ
仮画像