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「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 薄青〜青・紫 粗い集合

2枚(裂・唇形
初秋〜秋 s0578 主に山陰地方と北陸地方の西部と九州北部に分布、ブナ帯などの林床や林縁などに生え、背丈50−80cmになる多年草。
茎はは四角形で、葉は対生し、大きさ5−10cmの広卵形で先端は尖り、縁にははっきりした鋸歯が有る。基部はクサビ形で葉柄に翼の様になって続く。
花期は8−10月、淡紫色唇形で長さ15−20mmほど、上唇は上方に反り返る。
母種は四国に生育するミヤマヒキオコシで、その変種であり、本種は葉の幅がより広く、花がより大きいのだそうだ。
アキチョウジやセキヤノアキチョウジと良く似るが、北陸ではアキチョウジやセキヤノアキチョウジはほとんど見る事が出来ないとされている。
サンインヒキオコシ